不登校の子にも地域ぐるみの個別支援計画を

 S君はお母さんが今週火曜から日曜まで泊まりがけでお仕事なので、うちで夕飯を食べている。もう、顔なじみになったけれど、初日は、焼き肉パーティーだからと友達にも声をかけ、諏訪台中1期生の長男に相手をしてもらった。
 その時、うちにはじめてAちゃんが来た。聞くと小学校の時から学校に行っていないという。そこで、宮地にできたという不登校の子の居場所を紹介したら、曜日があわず、次男(諏訪台中5期生 元生徒会長)が教えに行っている子ども村中高生ホッとステーションを紹介した。そこから、私の無料塾の経験から区に要望してできた学びステーションにつながればいいなと思う。
 この子どもたちの支援をどうするか、学校と地域が協議する場が必要だ。地域資源を活用しながらケアが必要な高齢者には、すでに、関係者会議を開催しているではないか。是非、やるべし!!!

 学びステーションを区立で行うと区から言い渡された時、NPO多文化共生センターに大村さんを責任者として地域部門を創設し、夕食つきの学習支援の場をつくろうと計画してた私は、がっかりした。しかたがないから、大村さんには学びステーションにコーディネーターとして入ってもらい、私の無料塾の先生たちも移行した。夕食つきの場はできなかった。
 でも、大村さんは学びステーションで新しい仲間を得て、夕食つきの学習支援の場こども村ホッとステーションを開設し、今では、こども食堂・学習支援や居場所のネットワークの代表として大活躍してくれている。

 結果的には、多様な支援の場ができて、つくづくよかったと思う。

 私が近所の子どもたちといろいろ縁があるのは、認知症カフェを始めさせてくれた母のおかげである。3年間続けた日曜カフェの人脈が今、私に「子どもたちと寄り添う幸せ」を与えてくれている。母に感謝!
 

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