荒川区=エコ&スローの街を推進しよう

2018年2月議会 予算賛成討論より
そして、もう一点、最近ちょっと話題になったというか、聞いたんですが、二十三区の中でスターバックスがないのは今や荒川区だけだそうで、誇るべきときが来たなと。
 私の京都の友達は、何を言い出すかと思うと、二十三区に荒川区だけだと、すばらしい、荒川区はイタリアだと言ったんですよ。スローフードの国ですよ。スターバックスはイタリアには一店も出していない。なぜかというと、スターバックスはイタリア発のコーヒーの入れ方なんですって。だから、本家には戻れないんですよ。多国籍企業は本物には近づけない。これをもっと荒川区は誇るべきだと思いますよ。
 荒川区には、下町の昔からの喫茶店とか感じのいい喫茶店がいっぱいあるから、スターバックスなんか要らないよと。七五三通りには焙煎の機械を開発したコーヒー屋さんがありますし、区内にコーヒーの生の豆を焙煎しているところでいろんなこだわりのコーヒーがありますから、そういうことを荒川区の売りにするというのは、私、ぜひ考えていただきたいと思うんですよね。
 スローフードですよ。エコ&スローライフというのに私自身もあこがれておりますし、うちの近所にパン屋の本屋というのがあるんですよ。今、本屋がどこのまちからも消えていくときに、地域貢献として、荒川区でわざわざ本屋を開設してくれたわけです。ですから、そういう本屋を見ても、行ったら、エコとスローライフがあふれているわけです。そして、そこに若いお父さん、お母さんたちが、ここは世田谷区みたいねと言いながら、本当ですよ、私、そういう声を聞いたんですから。ここは荒川区じゃないみたい。世田谷区みたいなんていう声を発しながら、日曜日なんかすごい人ですよ。平日だってすごい人ですから。しゃれたログハウスが二棟あって、パン屋と本屋が並んでいるわけです。
 今度、また、うちのすぐ近所ですから、皆さんに協力していただいて、児童遊園のケヤキの木は残ることになりました。大きな木がほとんど残りますので、そこでまたしゃれた建物が多分できると思いますので、西日暮里二丁目はエコ&スローライフのまちとして、ぜひ活性化していただきたいと区の応援をお願いして、終わります。

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