民族自決から当事者主義へ

(学生運動についての哲学つづき)
  学生時代に学んだことを一つ上げるとすれば、レーニンの言葉「民族自決主義」である。よその民族による解放はあり得ない。日本が植民地時代にアジアにいいことをしたのだから日本は正しかったという理屈は身びいきでしかなく、責任放棄なのだ。労働者階級の解放は労働者階級の決起でしかなし得ないし、障害者解放は障害者自身が担う。
スローガンは、「労働者階級の糾弾に応えて闘うぞ!」「障害者の糾弾に応えて闘うぞ!」
  今でいう、当事者主義。「自分の事は自分で決める」そして、自分がどういう立場にたっているかを常に考え抜くことが必要なのだ。もし、何か問題行動をおこした人がいる場合、なぜその人がそんなことをしたのか背景を考察し、その人自身が立ち直る方法を共に考え、側面から支援していく。もし、何か事を起こしたい人がいれば、その人の課題は何かを明らかにし、目標達成に向け側面から支援する。
  この学びを一生追求していきたい。

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