今までの無駄な生活を改めて考えよう

GDPの増加が至上命令のように言われるが、6割の1987年の生活でも十分豊かだったと思う。

縮小社会通信第6号から
〇日本は 1 時間当たり 46.8 ドルであるが、ドイツでは 72.9 ドルである。同じ価値を生産するのに、日本はドイツの 1.5 倍働いている。無駄な仕事をやめれば、労働時間の短縮は可能である。

〇GDP が 63%の 1987 年の生活において今と何が違うのか。当時三種の神器といわれた乗用車、車、エアコンの 1987 年と 2020 年の普及率で比べてみる。乗用車は 71%から 79%、エアコンは 57%から 91%、テレビはどちらもほぼ 100%。冷蔵庫、洗濯機、掃除機など他の電化製品は 1987 年にはすでにほぼ全家庭に普及していた。なお、パソコンは、1987 年には 10%であったが、1995 年ぐらいから急激に増え始め、2010 年あたりに 70%に普及した。携帯電話は 1987 年に発売され、2003 年には 80%に普及した。スマホは 2013 年あたりで 50%であったが、2019 年には 85%になった。
すなわち、1987 年には、リモート通信、パソコン以外の基本的なものはすでに普及していた。

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