せの喜代の区議会ノート・ミニ通信は本会議開催のたびに配布してまいりました。この、区議会ノート第26号につきましては、製作中の11月14日に頚椎ヘルニアの激痛に見舞われたため、製作を断念いたしました。そのため、このような簡略な形で、ホームページ上での報告とさせていただきます。
頚椎ヘルニアは、すぐに良くなるというものでもないらしく、同じ姿勢を保つことが症状を悪化させます。議会で着席して同じ姿勢を保つことが苦痛という場合は、別の部屋でマイク放送を聞くことに致しました。「不真面目」な議会出席態度となりますが、ご容赦いただきますようお願いいたします。
自分の動きたいように体が動かないというもどかしさを、障がいや病気をお持ちの方々への共感と区政への政策提言の充実に深めていきたいと存じます。
区議会ノート 第26号 2007年秋
民主党・市民の会は2006年度決算を認定し、様々な意見要望を行いました。…2007年第3回定例区議会
せの喜代の決算特別委員会総括質疑から
① 障がい者自立支援のため、就労支援を
江東区ではリサイクルセンターで障がい者の雇用の場がある。各地のトレーリサイクル新規事業でも障がい者雇用が進んでいる。荒川区でも環境ビジネスと障がい者雇用を結びつける取組みができるのではないか
区:計画中のエコセンターは福祉作業所と同じ場所を予定。取り組みたい。
葛飾区では区役所内の各課で障がい者のできる仕事を工夫して働いている。参考にできるのでは?
区:ぜひ検討したい
② お年寄りの 『ひきこもり』をなくし、認知症の予防や孤独死を減らすために
介護保険のサービス引き締めに高齢者の不満の声があがっている。渋谷区は区の予算で、要支援1のディサービスの回数を増やし、ホームヘルプサービスでは、ヘルパーと一緒に買い物する時間を延長、現行では認められていない「通院の付き添い」「散歩や近隣施設への外出介助」も行うことを決めた。目的は『ひきこもり』をなくし、認知症の予防や孤独死を減らすためにとしている。区の見解は?
区:財政力のある区だからできることだ
財政力のない荒川区でも、現在行っている、「ひとり暮らし高齢者ひと声運動登録者」や「見守り希望届出者」へのサービスを周知徹底すべき。災害時の対策としても活用するにもふだんからのつきあいが肝心、名簿を町会に渡してよろしくではすまされない。具体策を提示すべきではないか。
区:町会などにも具体的方法をお願いして取り組む。
③ 保育園・学校給食にもっとごはんを
味覚は5歳までで決まるといわれる、日本人が古来食べてきたごはんの食事を幼い時に身につけよう
こどものアレルギーや肥満が増え、小児成人病も問題になっている。行政のできることで言えば、給食にもっとごはん食を増やすことが望ましい。日本のお米の消費量は激減している。和食・伝統食の献立をもっと増やしたらどうか
区:現在、保育園は週6回のうち3,4回、学校は週5回のうち3回。和食は健康にいいといわれているのは承知している。研究したい。
ジャンクフード(ファストフードのハンバーグやスナック菓子)やジュース類での脂肪や糖分の取りすぎはやめよう
環境保護=CO2削減のためにもごはんを
フードマイレージとは生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が輸送に伴う環境への負荷が少ないという考えで設定された数値。
輸入食料に係るフード・マイレージ=輸入相手国別の食料輸入量× 輸出国から我が国までの輸送距離具体的には、輸入相手国からの輸入量と距離で表す。すなわち、国産の食料を食べることが環境保護になる。「地産地消」「身土不二」という言葉の価値をあらためて考えたい
乳がんの増加:原因は食の欧米化
と言われる。がんの一次予防の観点から区民にもっと周知を
もっとごはんを!和食は体にいい
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