Category Archives: 常任委員会報告

救急医療情報キット他・・2・2福祉・区民生活委員会

区からの報告
(1)救急医療情報キットの配布について
  ひとり暮らし高齢者等が救急搬送時に必要な医療情報や連絡先を記載した書類を冷蔵庫に保管するプラスチック製筒を配布する。見守りを希望している高齢者や障害者へ5000個を配布。
 安全安心に役立つ事業だと思うが、対象は、高齢者一人暮らし世帯の15%だけ(推定)というのが残念。いっそのこと、各々が記入して冷蔵庫に保管する書類と、保管していることを救急隊に知らせるシールを配布する方式も検討してもらいたい。
(2)たんぽぽセンターの機能充実について 
 エコセンター3階を利用して、高次機能障がい者の機能訓練と学齢児機能訓練や家族支援を開始する。
 もし、可能ならば、居場所を探すのが大変といわれる、(同世代であろう)若年性認知症の方への支援も探ってほしい。
 障がい児とその家族の一生を通じた支援が行われることに期待する。
(3)南千住ふれあい館 (4)町屋ふれあい館 (5)尾久ふれあい館 と名称を決定
(6)「荒川区男女共同参画社会推進計画」の改定について
  計画をつくったあとの、チェック体制が肝心。チェックのための数値目標も少しあげられているが、妥当なのかどうか・・・。女性の活躍を応援する荒川区であってほしい・・・。
第1回定例会提出予定案件については以下の通り

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障がい者の就労・・福祉・区民委員会1月12日

① あら坊入り原動機付自転車標識の導入について  
 あら坊人気で荒川区が盛り上がることに期待!
② 町屋三丁目障がい者就労支援施設の開設について
 反対の声もあがった障がい者就労施設だが、地域の理解も得られて、1月29日に開所する。1階に、中途視覚障害者のまごごろ作業所。パソコンやビジネスマナーの研修にも取り組む。今後、身体障がい者の作業所として充実を図る。2・3階は、あさがお作業所38名定員。
 地域に開かれた施設として、販売コーナーを要望した。今後検討したいとのこと。最近の障がい者施設には当然、喫茶や販売所があると思い込んでいたので、ないのが意外だった。事前に検討を要望しなかったはうかつだった。昨日、たまたま、あさがお作業所関係者にあったので、要望しなかったの?と聞いてみた。「だって、1階はたんぽぽ作業所だから」とのこと。各団体がひろく手を結び、いろいろな場所で共同で販売に取り組めばいいのに。区や関係者の意識改革が必要だと思う。
③ 障がい者就労訓練の内容拡充について
 障害者事業団の清掃就労訓練に加え、接客・食器洗い・調理補助訓練を、大門小前の喫茶フェルメールに委託する。
 訓練しても、一般就労に結び付かないのが現状。区の心のバリアフリーへの取り組みがさらに必要だ。職場の理解があれば、就労継続が可能となる。障がい者が一般就労しても、職場から排除されてしまうなどよくあることだ。じょぶあらかわの職場開拓ももっと必要だろう。ぜひ、がんばってほしい。
 区役所前の荒川公園でも障がい者就労が実績をつんでいるという。街のあちこちで、障がい者の働く場が確保されることを願う。
 また、障害者手帳があるかないかにこだわらず、必要な支援が行われることを求めたい。
 
④ 特定保健指導の実施結果について
 相変わらず、区民の生活習慣病の罹患率は全国平均に比べ、高い。が、受診率は高いし、指導の効果もあるようなので、がんばってほしい。
 ひとりあたりの医療費が23区で一番高く、平均寿命は一番短いと議会で問題にしたのが、2002年。区の健康づくりの取り組みが始まって、少し、効果が出てきたのか、「一番」から「2番」に脱却した。区民への啓発がもっと必要。仲間づくりがもっと必要だと思う。
⑤ 特別区国民健康保険料に係る賦課方式の移行について 全国の97%の自治体がとりいれている「旧ただし書き方式」の計算方法に23区も移行することになった。が、低所得者に厳しいとのこと。なんとかならないのか!

地域猫の2年 12月1日福祉区民委員会

 ふれあい館関連の条例は可決された。前回の委員会で議論はほぼ終わっていた。
 区からの報告は、地域猫の活動について。団体数は50を超えたものの、いまだ全区を網羅するには程遠い。避妊虚勢に頑張っている団体の近隣では町会などの理解もすすんでいるという。しかし、そこまでいかない団体もある。
 私は、捨て猫の多さを宣伝できる捨て猫の飼い主さがしの会を区が応援して欲しいこと、安易な販売に流れやすいペットショップの現状改善も視野に入れてほしいことを発言した。
 「荒川区の迷惑なえさやり禁止条例」を制定するきっかけとなった男性は相変わらず、えさやりを続けていて、区から警告を出していると報告された。ご本人は「罰金を払っててもえさやりをする」というのだから、たとえ、条例を発令して罰金を課しても、えさやりはやめないだろう。彼が、保健所で「捨て猫をなんとかしてほしい」と訴えた時に、「猫なんて」と言い捨てられたことへの怒りはもはや取り消すことはできない。その時に「荒川区では地域猫に取り組んでいるので協力してもらえないか」という体制ができていたら、彼の人生は変わったかもしれないと思ってしまう。

ふれあい館、禁煙etc.・・11月福祉・区民生活委員会

●ふれあい館指定管理者選定報告
    新設の峡田ふれあい館はワーカーズ・コープが選定された。労働者共働運動や障害者雇用にも熱心なところだ。それ以外の館は引き続き同じ事業者が選定された。
 私は、町会長など団体代表者が構成員の意見を聞き取った上で委員会に臨んでもらう準備時間があるのか質問した。団体代表者にはぜひ、多くの人から意見聴取して臨んでいただきたいと思うからだ。今年3月に内定して熱心に選定委員会がもたれたようだ。今後のふれあい館選定委員には地元近隣町会、そして女性からの委員を希望。各ふれあい館の多彩な取り組みを区民にアッピールするプレゼン大会について聞いたら、来年3月に企画しているという。区民がふれあい館事業者と共働して、活動の幅が広がればうれしい。
●石浜ひろば館が、いったん南千住西区民事務所ひろば館に統合され、新築のふれあい館が建設される。
●都市型軽費老人ホーム
荒川区西尾久8‐13‐9(216.89平米、約66坪) 定員9人。鉄筋コンクリート造4階建。別途、通所介護20人、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションを併設。全額国の補助。
入所対象者:身体機能の低下等により自立した日常生活に不安があり、家族等の援助を受けることが困難な60歳以上の方。
利用料:月11~12万円程度
●公共施設で1年半後屋内禁煙となる。児童施設などは敷地内禁煙。
  国の通達で決まればことが動く!喫煙大国日本の汚名を返上しよう。
 しかし、荒川区では、サンパール荒川とグリーンパール那須の宴会場内は当面、主催者の判断にまかせるという。この際、人が集う場所は、禁煙にしたらどうかと要望した。
 
平成22年第四回定例会提出予定案件について
(1)峡田ふれあい館の指定管理者の指定について
(2)汐入ふれあい館の指定管理者の指定について
(3)東日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について
(4)西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について
(5)荒川区区民ひろば館条例の一部改正について
(6)平成22年度荒川区一般会計補正予算(第2回)について【福祉・区民生活委員会関係】
2 所管事務事業説明
(1)ふれあい館に係る指定管理者候補者の選定結果について
(2)荒川区区民ひろば館条例の一部改正について
(3)都市型軽費老人ホーム整備促進事業について
(4)区施設における受動喫煙防止対策の新たな方針の策定について
3 請願審査
平成22年第14号請願
「荒川区として平成22年2月25日付けの受動喫煙防止の厚生労働省局長通達の趣旨を速やかに実行してゆくことを求める請願」
 

那須視察

 グリーンパール那須の今後を考えるため、福祉区民委員会として板橋区・北区の保養所を訪問した。
 板橋区の民間借り上げの保養所はリニューアルして、オーナー制のリゾートホテルになった。シックな雰囲気の内装に統一され、オーナーの私物を置く収納庫が用意されていて、一般客の宿泊も募っていた。法人オーナーも多い。板橋区は申し込みを受け付けるだけのようだ。
 北区は、那須高原学園という教育施設を、区民、一般(区外の人は1000円高い)にも提供して利用率をあげている。中高年女性グループの利用が多いという。一般利用のために先生たち用の風呂を家族ぶろにし、そのつど子どもたちの宿泊部屋をカラオケルームに、おみやげ売店もそのつど設置するなど、職員の労力は大変だろう。塩田支配人の徹底したサービス精神は感動ものだった。
 荒川区のグリーンパール那須は、稼働率も80%を超え、一般客にもいい温泉だと人気が高い。区民にもリピーターは多い。
 しかし、築27年。これから経費が増加する。 
 23区の中でも、台東区、世田谷区、足立区は区立保養所を廃止した。
 あっさり廃止してしまえば、一番経費節減になるけれど、惜しむ声が多いと思う。難しい・・・。

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