地域猫の2年 12月1日福祉区民委員会

 ふれあい館関連の条例は可決された。前回の委員会で議論はほぼ終わっていた。
 区からの報告は、地域猫の活動について。団体数は50を超えたものの、いまだ全区を網羅するには程遠い。避妊虚勢に頑張っている団体の近隣では町会などの理解もすすんでいるという。しかし、そこまでいかない団体もある。
 私は、捨て猫の多さを宣伝できる捨て猫の飼い主さがしの会を区が応援して欲しいこと、安易な販売に流れやすいペットショップの現状改善も視野に入れてほしいことを発言した。
 「荒川区の迷惑なえさやり禁止条例」を制定するきっかけとなった男性は相変わらず、えさやりを続けていて、区から警告を出していると報告された。ご本人は「罰金を払っててもえさやりをする」というのだから、たとえ、条例を発令して罰金を課しても、えさやりはやめないだろう。彼が、保健所で「捨て猫をなんとかしてほしい」と訴えた時に、「猫なんて」と言い捨てられたことへの怒りはもはや取り消すことはできない。その時に「荒川区では地域猫に取り組んでいるので協力してもらえないか」という体制ができていたら、彼の人生は変わったかもしれないと思ってしまう。

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