Category Archives: きよの「ちょっと聞いて」

介護フェア

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 アクロス荒川で介護フェア2007が開催され(10時から16時 明日まで)、さまざまな介護用品が紹介されている。ぜひ、足を運んでいただきたい。
 福祉用具専門相談員が親切に説明もしてくれる。
 主催は荒川区介護サービス事業者連絡協議会と社会福祉協議会。
 介護の担い手は民間の時代となった。区と民間事業者ががっちりと手を組んで、区民の介護サービス向上のために努力してもらいたいのだが、どうも、うまくいっていないようだ。
 行政の言い分も業者の言い分も出し合って、いい方向性を出すために、月に一度ぐらい会合をもち、国や都の動き、区民の介護需要など議論し、勉強するぐらいの取り組みがほしいと切に思う。
 階段昇降機のいいものを見つけた(下の写真)。昔、介助ボランティアだった頃、駅にエレベーターがなかった時代は、階段の下で車椅子を止め、通りがかりの人にお願いして、4人で、車椅子ごと障がい者を持ち上げることを何度となく経験した。この昇降機は、乗り心地も悪くないし(初体験は少しこわいけど)、一人で後ろで支えるのもほとんど力が要らない。車椅子ごと動かすタイプもある。聞くと、まだ荒川区では、介護保険の対象外だが、他では、都営住宅の階段で喜ばれているという。早く認められて、レンタルできれば、喜ぶ高齢者も多いだろう。
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 来週月曜日のたけしのTVタックル(午後9時から)介護特集。荒川区で見守り電話と夜間介護事業を展開するケア21が紹介されるらしい。必見!!。

区政施行75周年

071009_0644~0001.jpg ブルーボンネット・ハナビシソウ・スターチス・ノースポールの発芽
 
 昨日の雨の中、サンパールで区政施行75周年記念式典が行われた。中国大連中山区長を始め、友好都市の市長・町長さんも参加しての式典だった。
 区内小中学校33校の男女2名、合計66名の合唱は素晴らしかった。どれくらい練習したのだろうか、子ども達は意欲的で、赤土小の先生の指導力に感動した。商店街の応援歌「しあわせ通り」の歌と踊りが披露された。
 面白かったのは、芹洋子さんが錦糸町の路上ライブで発掘したというJOHNJOS(ジョンロス)。ギターとエレキギター、ボーカルのロックグループのリーダーは荒川産院で生まれ、峡田幼稚園・九峡小・四中・竹台高校に通ったという、生粋の荒川っ子。今後の活躍を期待したい。

「環境問題のうそ」はウソ?ホント?

071007_0850~0001.jpg  ヒャクニチソウ
 リサイクルは環境破壊だと主張している武田邦彦(中部大学教授)さんを招いてのシンポジウム(主催:NPOごみ・環境ビジョン21、東アジア環境情報発伝所)に参加した。以前からリサイクル関連のHPに武田氏の主張は紹介されているので、気にはなっていた。
 最近の著書「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社)は25万部以上売れたという。「資源7倍・ごみ7倍になるリサイクル」「猛毒に仕立てられたダイオキシン」など、刺激的な内容らしい。
 武田教授に反論する陣営は以下の通り。ご本人も「敵陣に乗り込んできた」とおっしゃっていたが、議論しようという姿勢は立派なものである。
  ● 遠山千春(東京大学教授、化学物質の健康影響を研究)
  ● 中下裕子(弁護士、ダイオキシン・環境ホルモン国民会議事務局長)
  ● 村田徳治(循環資源研究所所長、廃棄物・化学物質問題コンサルタント)
  ● 西ケ谷信雄(全国都市清掃会議元調査部長)
  ● 八木雄一郎(リサイクル事業者、明円工業工場長)
  ● 杉本裕明(朝日新聞記者)
 私の感想は「武田説はやはり、あやしい」。
 ペットボトルのリサイクル量が業界の言う14万トンなのか、武田氏の唱える3万トンなのか、あるいは、PETを1回使って焼却するのに使う石油が96gなのに対し、リサイクルに使う石油は、業界の言う62.5gなのか、武田氏の言う238gなのか、数字については、私には判断できない。
 しかし、ダイオキシンで死んだ人はいないから毒ではないとする武田氏の主張は、遠山教授と中山弁護士に完全に論破された。武田氏は、論理の飛躍が過ぎるのである。
 おそらく、PETリサイクルについての数字も飛躍があるのではないかと思わざるをえない。
 しかし、武田教授も地球環境保護・ごみ減量という基本は同じである。今後の専門家どうしの議論に期待したい。
 決算委員会の議論で、私は再度「ごみ減量」について質問した。処分場で埋め立てられる産業廃棄物処理の減量徹底や、区民のごみ減量意識の向上への取り組みなど。
 たしかに、容器リサイクル法で、事業者の費用負担があいまいになっていることが、大きな問題だと思う。便利さの代償であるリサイクル費用をなぜ、税金でまかなわなければならないのか、業界のいいなりになる自民党政権に本当に腹が立つ。
 といっても、区民の意識向上も区の大きな仕事である。
 武田教授は大量消費をやめ、「PETは5回リユースしよう」とも言っておられる。私は、PETを夏中、水筒代わりに持ち歩き、来賓席や会合などで出されるPETはすべてご遠慮させていただいた。
 おでかけには、鍵と財布と水筒PETをお忘れなく!!である。
 

在宅介護は夢のまた夢?

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 1989年から始まった「NO!寝たきりデー」の市民発の福祉提言の取り組み。22日午前中は、荒川区でもおなじみの首都大学の星旦二教授の講演。私は間に合わなかったが、「高齢者への手厚い援助は逆効果」と、持論の高齢者の健康寿命をのばすには、何よりも生きがい、そして、おしゃれと外出が効果的とのお話だったようだ。介護サービスよりも生きがい支援のほうが効果的ということになる。現在の介護保険は社会参加や外出には適用されないので、健康寿命や介護予防という観点からは問題あり!!である。
 午後からのワークショップ「要介護者が在宅生活を続けられる条件とは?」に参加した。地市民の地域での支えあいをめざした活動がなければ介護保険だけでは在宅介護は無理、介護の担い手の報酬があまりに低すぎて、資格をとっても、職につかない事態が起こっていること、フィリピンの介護スタッフ養成学校の視察によると、「家事手伝い」的な教育が中心なので、フィリピンからきてもらえばいいということでは済まされない、などなど。
 会場からの発言で、荒川区の小規模多機能型居宅介護事業者からは、外出のつきそいもできて良いシステムだが、他のサービスは使えないこと、ケアマネージャーも専属の人になること、一定料金なので初期は割高感があることなどの、問題点が指摘された。また、ケアマネージャーから荒川区は「厚生労働省の通達を守る」姿勢が頑なで、行政主導の面が強いが、本来の地方自治で介護保険を運営するありかたとは異なるという指摘があった。
 この4月からの法改正で給付抑制が行われ、高齢者のとまどいの声がでている。渋谷区が来年1月から回数や時間の減らされたディサービスやホームヘルプサービス、介護保険で認められない通院介助や外出介助に補正予算を組むという話も報告された。
 荒川区でも柔軟に対応できないのだろうか。

20歳の死を悼む

070921_0833~0001.jpg 水引草の白い花
 パン工房フリージアで働いていた20歳の女性が亡くなった。区役所や社会福祉協議会前でのパンの販売が「とても楽しい」と言っていた。ニュース「フリージア号」第1号は彼女がパソコンを習い、作ってくれたものである。その中で、彼女は語っている。
 「私は2才から入院生活を繰り返していました。そのためあまり学校に行けませんでした。」
 「人は決してあきらめない限りがんばった分だけ思いが届きます。私は今、命を助けてくれた看護婦さん医者にありがとうという思いで一杯です。今お世話になっている人達に感謝の心を忘れずに生きていこうと思います。最後に人は一人で生きていけません。今の社会はあまり良くないニュースで一杯です。私はそんなくだらない事をしているんだったら困って居る人に手を差し伸べてあげてください。」
 「私はこれからも仕事をがんばります。みなさんぜひ一度食べに来てください。」
 フリージアで初めて仕事をし、社会に触れ、給料をもらって喜んでいた彼女。かれんな水引草の咲いている時に、曼珠沙華がまもなく咲こうという時に、あまりにも早く逝ってしまった彼女の言葉を心に刻みたい。ご冥福をお祈りします。
水引草の赤い花、曼珠沙華のつぼみ070922_0850~0001.jpg