Category Archives: きよの「ちょっと聞いて」

山谷の炊き出し

 昨日に引き続き、元旦も山谷へ。今日は山谷ふるさとの会の隅田川スーパー堤防での炊き出し。年末28日から1月3日までの炊き出しに若い人達も、ボランティアに参加していた。町田から来たという人もいて、頭が下がる。この道30年のベテランの采配で、順調に事が進む。
Image063.jpg
 冬とは思えないくらい強い日差しの川辺で、286人の人達が、行列をつくり、開化丼に舌鼓を打った。若い人達もちらほら並んでいた。
 日雇い労働者を必要としてきた社会なら、家がない、食べられない労働者をなんとかしろよ!と思う。そう話したら、浪人中の息子に、「政治がなんとかしなきゃ」といわれて返す言葉がなかった。

山谷の年越し

 これだけ派遣労働者の首切りが続くと、山谷はどうなっている?と思い、毎年恒例の言問橋たもとの墨田公園でのもちつきに参加した。つきたての餅入りモツ鍋をご馳走になり、来年も生き抜くことを祈って乾杯した。
Image062.jpg みんなで餅つき
 やはり山谷は高齢者が多い。野宿者支援団体や医師や学生のボランティアで医療相談を行い、生活保護申請に協力している。
 東日暮里にある、あうんhttp://www.awn-net.com/の仲間も参加して、当事者中心の生活防衛をめざす。
 来年がすこしはいい方向へ向かう年でありますように。

緊急経済対策

 景気の悪化、非正規雇用労働者の解雇のニュースが毎日溢れていて、とんでもない年の暮れとなっている。荒川区も、緊急経済対策本部を設置して、臨時職員の雇用や、工事や物品の前倒し発注に取り組んでいる。
 「派遣」労働者を簡単に解雇する企業にはあきれるが、労働者派遣法が対象職種をどんどん拡大してきた結果が、将来の社会保障にもこんなにも不安を募らせる・・・

荒川少年少女合唱隊

 第131回定期演奏会を堪能してきた。今回、一段とすばらしい演奏会であったと思う。
 クリスマスソングと童謡唱歌を次々に披露する子ども達の美しい歌声。そして、歌劇カルメンをピアノだけで、歌いきる舞台芸術のすばらしさ。さすが、二期会の米谷毅彦さんあってのことといたく感動した。全曲1人でピアノを演奏された太田絵里さんも素晴らしかった。
 荒川区が誇る、40年以上の歴史を持つ、荒川少年少女合唱隊の今後が楽しみ。ぜひ、多くの人に演奏会に出かけて欲しいと思う。
 12月18日には、芸大と荒川区が芸術・文化振興のための連携に係る合意書の調印式が行われ、院生たちによるバイオリン・ビオラ・チェロによる八重奏(メンデルスゾーンが16歳で作曲したとのこと)で素晴らしい時間を過ごすことができた。荒川区の文化芸術がますます盛んになることを記念して、乾杯!

ダイアモンド富士

81114
 11月13日、西日暮里の富士見坂から撮影。夕日が富士山頂上の左側の稜線に隠れていく瞬間である。