開催中の決算委員会で、自殺予防の取り組みについて質問した。区では、昨年は26人。全国平均から見て、多いわけではないが、うつ病への理解を深める取り組みを行っているとのこと。区民への啓発が大事だと思う。
最近、「自殺は予防できる」というドイツの取り組みが新聞で取り上げられていた。WHOは「自殺は深刻な、しかし予防可能な公衆衛生上の問題である」と述べている。世界自殺予防デー 9月10日とされている。
WHOによると、自殺者の40~60%が自殺前の一ヶ月に医師にかかっている。ほとんどは精神科ではないのが現実だ。自殺者の80~100%が生前に精神障害に罹患しているが、精神保健の専門医を受診せずに最後の行動に及んでいる。
「死の意志が固まっている人」はいない。周りの力で、自殺は予防できる。
自殺の背後に隠れている心の病に対しては、確実な治療法がある。「自殺のサイン」を早く発見して、適切な治療をおこなうことが、自殺予防に確実につながるのだ。
とも言われる。日本では、中高年の男性と高齢者に自殺が多いという。
区民の、精神障害への理解を深める取り組みをさらに行っていくことが必要と思う。
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