昨年の荒川区・区教育委員会主催の人権週間記念事業講演をなさった、海津敦子さんが、新しい本を出版された。
「発達に遅れのある子の就学相談<いま、親としてできること>」海津敦子著 日本評論社
「親も子も背のびをしない学校選び」と帯にあるとおり、「学校が子どもにとって楽しいかどうか」が学校選択の基準だとある。
アメリカでの様々な支援のある子育てを経験したあとの日本での現実を「追いつめられた子育て」と表現されているが、行政関係者に、読んでほしいとつくづく思った。
アメリカではひとりひとりの育ちにあった個別指導計画を専門家と親が作っている。日本でもできるところから始めたい。
著者の思いがこころに響く。それは、発達に遅れのある子どもを持つ親の共通の思いでもある。
荒川区の障がいを持つ子ども達の親の会みんなネットhttp://www.geocities.jp/aminearakawa/
の会長の重富さんがアメリカで、個別支援教育を体験した報告をHPに掲載している。(アルバニー通信の欄参照)
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