政務調査費を考える

 今日、議長宛に政務調査費についての要望書を提出した。
 この間、目黒区議会で政務調査費の公明党区議団が政務調査費として受け取った1224万円のうち適切な支出は約451万円だったとして、約773万円を返還し、全員が辞職した。
 目黒区は、領収書の添付が義務付けられているが、カーナビ代金や区民と一緒のバス旅行代金などの領収書だったようだ。領収書添付が義務付けられていても、中身が吟味されていなければ意味が無い。
 領収書の添付は必要だが、「支出内容の説明書の添付」こそ必要なのだと思う。荒川区議会では、どちらも義務付けられていない。この際、区民に「荒川区議会の透明度の高さ」を示すためにも、区議会として検討して、改善するべきだと思う。
                          
                            2006年12月1日
荒川区議会議長
鳥飼 秀夫 様
         政務調査費についての要望書
                     荒川区議会 新星クラブ  瀬野 喜代
                                       片山 浩
  
 日頃の議会運営へのご尽力に敬意を表します。
 この間の政務調査費をめぐっての目黒区議会の新聞報道に接し、改めて、区民の信託に応えうる、透明性の高い、開かれた区議会を目指すべきであると思わずにはいられません。荒川区議会政務調査費の取り扱いの現状は、領収書や支出内容の説明書の添付がないなど、不備な点も見受けられます。
 荒川区議会としても、トップレベルの開かれた議会を目指すべく、この際、政務調査費についての検討を行うことを要望します。

Comments are closed.