07年第一回定例議会終わる

 昨日、議会が終了。予算案は原案通り可決された。新星クラブは廃プラスチック焼却関連は反対だが、全体的には予算案を認定した。
 最終日、私は、高齢者が長生きしてよかったと思える荒川区を求めて、2つの討論を行った。
区立特別養護老人ホームサンハイム荒川の指定管理者の指定について  賛成討論
 60点以上は合格とされる総合評価では、サンハイム66.9点 花の木ハイム79.1点 グリーンハイム82点。
 点数の低い事業者の質の向上に向け、区としても助言をして、高齢者ひとりひとりに合わせた、よりよいサービスを提供できるよう改善を求め、それを公表してほしいと要望します。
議員提出議案 重度要介護高齢者福祉手当条例 反対討論 
 この間の税制改革は、高齢者に負担をお願いするもので、とりわけ、在宅でお過ごしになっている要介護4.5の高齢者にとって、厳しい生活状況だろうと思います。区としても、何らかの支援を考えるべきです。しかし、現金支給で有効活用されるでしょうか。現金支給より、区の福祉施策として取り組むほうが成果があがると考えます。
以下 討論原稿
  


議案第27号荒川区立特別養護老人ホームサンハイム荒川の指定管理者の指定について賛成討論を行います。
指定管理者の指定にあたり、外部委員を含む委員会で検討した結果が公表されました。情報公開を評価したイと思います。60点以上は合格とされる総合評価では、サンハイム66.9点 花の木ハイム79.1点とグリーンハイム82点となっています。区民の評判どおりの結果だろうと思います。確かに、グリーンハイムのきめこまやかな企画書に比べ、点数が低いサンハイムの事業者の企画書はおざなりで熱意が伝わってこないし、高齢者ひとりひとりへのサービス提供の視点が欠けているように思います。私はいままで文章表現が上手な事業者が企画書での指定管理者の選考に有利だという点を懸念していましたが、今回、3つの企画書を読み比べてみて、きちんとした理念をもち、説明責任を果たせることは、区民サービスを任せる法人の最低の条件なのだと考えさせられました。
サンハイムは、区の責任で建設した施設ですが、非常に使いにくい設計で、受付の位置も悪く、日曜日の家族の訪問を温かく受け入れることもできません。この建物設計についても、事業評価として点検すべきだと思います。定員も少なく、事業者にとっては厳しい条件であろうと思います。介護に従事している労働者の労働条件も課題です。
今回の指定にあたり、区は点数で評価はしているものの、具体的な助言については、記載がありません。都は、一年おきに指導検査を行い、具体的な改善点を指摘しています。
点数の低い事業者の質の向上に向け、区としても助言をして、高齢者ひとりひとりに合わせた、よりよいサービスを提供できるよう改善を求め、それを公表してほしいと要望して、賛成討論といたします。
議員提出議案 重度要介護高齢者福祉手当条例に反対の討論を行います。 この間の税制改革は、高齢者に負担をお願いするもので、とりわけ、在宅でお過ごしになっている要介護4.5の高齢者にとって、厳しい生活状況だろうと思います。区としても、何らかの支援を考えるべきです。しかし、現金支給で有効活用されるでしょうか。現金支給より、区の福祉施策として取り組むほうが成果があがると考えます。
自宅ではお風呂に入れないと要望の多い入浴サービスや、病院での待ち時間の見守り介助、生きがいとなるような外出支援、子供達との交流などに予算を配分したほうが、有効ではないでしょうか。
銭湯のバリアフリー化を行い、スタッフを配置して時間帯を決めて要介護高齢者むけ入浴サービスを行う、自宅からのつきそい介助も支援する、など考えられます。荒川区に残されたご近所づきあいの場、銭湯の活用にもなるはずです。
 また、先日、西日暮里在宅支援センターがイチゴ狩りバスハイクを企画して、要介護4・5のお年寄りに大変好評だったと聞きました。旅行にいけなくなった、買い物にも趣味のお出かけにもいけなくなったお年寄りに、楽しんでもらえる事業や子ども達との交流など「生きていて良かった」と思ってもらえる事業を区として支援することも考えられます。その間、家族はほっとすることもできるのです。
 介護保険は、介護の社会化をもたらしたとはいえ、本当に問題の多い制度です。国のいいかげんな方向転換のたびに、現場を預かる区職員や介護スタッフのご苦労に接して、本当にご苦労様と申し上げたいと思います。高齢者に「長生きしてよかった」と思ってもらえるような、要介護のお年よりに対する心温まる福祉施策を荒川区として取り組んでいただくよう要望します。
 以上で反対討論を終わります。

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