記憶

 昨日の前荒川区長藤澤志光被告の収賄事件の裁判で、藤澤被告は容疑を否認し「記憶にございません」とのべたという。傍聴した人から「頬がげっそりしてやつれていた」と聞いた。
 先週行われた、贈賄側の新光ビルメンテナンス社長・石崎被告の裁判で石崎被告は、「現金を渡した」とはっきり認めているのだが。
 贈収賄関係が、どのような方法で契約に反映されたかが問題なのだが、いまのところ、区は、区長の件については調査は行っていない。裁判が確定すれば、区としても、区長の収賄について調査をおこなうことになるようだ。
 話は全く違うが、JR新大久保駅でホームから転落した人を助けようとして韓国人留学生、李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26歳)らが亡くなったのは4年前の1月26日。すぐ近所に彼が通っていた日本語学校がある。
 李さんを主人公にした映画が日韓合作で製作される。日韓国交正常化40周年を記念して企画され、タイトルは「あなたを忘れない」。李さんの母、辛潤賛(シン・ユンチャン)さんの著書などを元にシナリオを製作中で、日韓両国での来春劇場公開を目指している。
 新宿区で行われた「偲ぶ会」には韓国在住の両親も駆けつけ、父、李盛大(イ・ソンデ)さんは「息子が志していた日韓の懸け橋という意思を引き継ぎ、日本の方との交流を深めていきたい」とあいさつしたという。

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