Category Archives: きよの「ちょっと聞いて」

小さな歌声サロン

 ご近所の99歳、清水勇さんが、我が家の小さな歌声サロンに来てくださった。87歳の私の母よりずっと歌声が大きい。学校で、独唱を指名されるほどだったとのこと。関東大震災の時、家はぺしゃんこになったが、たまたま映画館にいて、助かったそうだ。
 今年、11月11日に100歳になる方のお話を聞けて、参加者一同、「ご利益がある」と大喜びだった。
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最高裁、豊中市の上告を棄却

 やったー!
 原告の三井マリ子さんから
 豊中市は、男女平等を進めるセンターの館長の私に、職場情報を知
らせず、その一方で、「本人は辞めることを承諾している」とデマ
を流して、私の首を切りました。こんな仕打ちを、高裁は、「人格
権の侵害」として断罪し、それを最高裁が認めたのです。陰湿で無
礼な首切りは、犯罪的行為と決まったのです。訴訟に費やした7年
間がこれで報われました。今晩から、ぐっすり眠れます。弁護団と
支援者の皆さんと一人一人抱き合いたい思いです。ありがとうござ
いました!
2011年1月24日
三井マリ子
(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長、原告)

認知症が治った!

 母を東京に連れて来て2カ月。
 昨日、私が、「今日は忙しいからいつもより早く散歩に行って、はがきを投函しよう」と言ったら、「公園をまっすぐ行ったところのポストなら、一人で行ける」 と言い出した。たしかに家から三河島駅のポストまでは線路沿いの公園の中を歩けばいい。
 「まあそう言わずに、おしゃべりしながら歩こうよ」 と散歩に連れ出したら、母は、線路わきの斜面に咲く、スイセンを発見した。
 マンションに帰って、すぐ、私は外出した。食器の片づけも洗濯物干しも母に任せた。
 昼前に一度帰ったら、なんと、居間の天井に漏水らしきシミができている。修理センターに電話し、階上の住人と連絡を取り、後のことは任せて家をでた。
 夕方、帰宅して疲れてしまってすぐ横になり、気付くと6時過ぎ、遅刻だ!と大慌てで家を出た。
 夜9時前に、帰宅すると昼ごはんも夜ごはんも、母は一人で食べ、薬も飲んでいた。翌日の薬の用意(これは少し間違っていた)もしてあった。台所はきちんと片づけられ、洗濯物はたたまれていた。
 昼間電話した時には「天井の修理は金曜日だって」とも伝えてくれた。
 これでは、認知症とはいえないような感じである。将来のことはわからないが、こういうことを認知症は治るというのだろう。
 この間、母が夢中になって読んでいるのは「歳時記」。写真付きの文庫本の俳句の季語をノートに書き取り、時間を忘れると言っている。
 毎日のお出かけとはがき書きを続けよう。「認知症は治る」と教えてくれた金子満雄先生に感謝!!「認知症開花支援」を教えてくれた和田行男さんに感謝!!
 
 そして、私を区議会議員にしてくれた、荒川区民の皆さんに感謝!!! 
 私は区議会議員になってから、認知症を知り、支援に取り組んだ。その学びがあったからこそ、母が立ち直れたのだと思う。皆さんに感謝いたします。
 

無料塾

 今朝の朝日新聞一面で紹介された荒川区の無料塾は「あらかわ文化村時習塾」と名付けられ、毎週月曜・木曜は、英語を社長室で、火曜は数学を旧真土小学校地域解放室で行っている。
 友人からの「荒川区には無料塾はないの?」という電話がきっかけだった。こどもの貧困問題について考えていて、できたらいいなと思っていた。何人かの知人にやらないかと声をかけても断られていた。
 だったら、「私が教えてあげる」と、とにかく始めることにした。必要としている15歳が現にいるのである。生活保護でも塾代は出るし、社会福祉協議会で貸付(高校入学したら返済免除)もあるが、利用できない場合もあるのが現状。
 学生時代のアルバイト以来、30年ぶりに二次方程式を解いたりして不安だったが、ボランティアの先生も見つかり、継続できている。できたら、もっと先生が欲しいので、募集中である。
 気づいたのは、等式や比例を理解していないこと。簡単な計算に非常に時間がかかったり、間違えたりするなど、小学校の学力が定着していない。勉強する習慣がないこと。
 教育委員会等で、先生たちにいろいろ相談するのだが、「私も個人的に教えましたよ」「分数の問題は入試に出ないから整数の問題を練習したらいいですよ」「退職した先生もいろいろすでに忙しくてね」・・・・
 学校の先生たちはあまりにも忙しいし・・・。
 ずっとこの子たちは授業が分からなくてもおとなしく座っていたのだろう。荒川区でも習熟度学習が低学力対策だとしておこなっているが、やはり、すべてのこどもたちの学力定着には届いていないようだ。
 塾でアルバイトをしている息子が言う。
 必要なのは教える技術じゃなくて、やる気にさせる人間関係だよ。
 思わず納得してしまった。
 

獅子舞

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 毎年恒例の日暮里中央町会を活動拠点にしている鞘絵太鼓の子どもたちの老人施設訪問が今年も無事終了した。大勢のお年寄りに喜んでいただき、涙を流していただいた。見守る職員から、「見て、・・・さんがあんなふうに!」と声が上がるほど、普段と違う表情や動作をするお年寄りがいる。
 子ども達にもいい経験になっている。
 「幸福実感都市あらかわ」をつくるために、お年寄りと子どもの交流をもっと!と区にお願いしている私としては、気になったので子ども達に聞いてみた。「幼稚園や保育園の時に老人施設に行ったことある?」
「ない」という返事。・・・・・う~む 残念・・・
 「子どもとの触れ合いはお年寄りを幸せにする」をもっと広めたい。子どもにもよい教育になるはず。
 認知症の母と暮らして思う。核家族は時代の流れだけど、お年寄りから家族の、孫の世話をするという生き方をなくしてしまった。母は家族の世話が女の仕事だった世代。戦争で若いころの楽しみも少なかったろう。生きる気力が萎えた時に認知症になる人が多いと言うが、生きる気力を継続させるのは至難の業である。