2005.3.25 子育て環境調査特別委員会
荒川区次世代育成支援計画がまとまった。素案の発表に対して、区民から様々な意見が寄せられ、子育て支援への区民参画を望む意見も多かったようで、結構なことである。
5カ年計画として、幅広い観点からの子育て支援が盛り込まれたが、きちんと予算をつけ、着実な実施をお願いしたい。今日の委員会では、次の点を要望した。
1、とりわけ「食育」が強調されているが、食育にこだわらず、基本的な子育ての常識を親に伝えて欲しい。・・・・最近気になるのが、幼子を夜遅く連れ歩く親をよく見かけること。夜型生活は子どもの成長を阻害する。小学生までは「夜9時には寝かせる」習慣をつけるものだと思う。保健所で行われている健診の参加率は高いそうなので、ぜひ、若い親達に警鐘を鳴らして欲しい。
2、子育て中の親達が「応援してもらっているな」と感じられるように、計画や施策の内容の広報に努めて欲しい。・・・ひろば館や子育てサロンの開催など、実施していることを知らない親達がいっぱいいる。せっかくいろいろ応援するのだから、よ~く知ってもらいたい。
3、300人以下の企業には努力義務となる次世代育成計画の策定だが、産業振興課や勤労福祉センターなどで企業と接するときには、「男性も含めた働き方の見直し」「仕事と家庭の両立」のために企業も努力するよう呼びかけて欲しい。
4、計画遂行の評価をするときには、すべての項目にわたって、実施内容と評価をおこなって欲しい。・・・計画に掲載されている「実施予定」は「主な項目」だけなので、念のため。
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