学童クラブの民間への移行は年度ごとに

(04年第4回定例区議会)
 学童クラブの民間委託が続いている。これまで「公益法人又は公共的団体」に委託していたのを民間会社に規制緩和した。民間は劣悪とは思わないが、質の維持のためには、きちんとした業務評価が必要。そして、学童クラブは、4月からの年間行事予定のある指導方針の下、運営されているのだから、移行は年度ごとに計画的におこなうべきであろう。


私は、議案第46号荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論を行います。
学童クラブの運営をおこなう団体を、公益法人又は公共的団体に限っていたものを、法人その他の団体に枠を広げる改正が目的です。子ども達の健やかな成長を見守る学童クラブであることが保障されることが大前提です。
そういう意味では、いままで、積み上げられてきた学童クラブのさまざまな取り組みが、継承され、さらに発展させることが必要だと思います。区職員から、民間の手にゆだねられても、区には、学童クラブの質を維持・向上する責任があると思います。業務評価に取り組んでいただきたいと思います。
学童クラブも、毎年4月から事業計画にもとづいて運営されています。不要な心配と混乱を防ぐために、学童クラブの指定管理者への移行は年度替りに行うことが望ましいはずです。
今年6月に学童クラブの運営移行に関する陳情がだされました。年度途中の運営主体の変更は行わないようにという内容です。先日の総務区民委員会で審議され、不採択になりましたが、「年度途中の運営主体の変更」がいいかどうかについては、議論はありませんでした。もうすでに運営主体の変更措置がとられているという現実のまえに、不採択にしたのであると思います。私は、こどもたちや保護者の、年度替りでの移行を願う気持ちは当然だと思います。4月に先生も替わるという自然な形での行政執行ができない理由は何でしょうか。
地域住民が心待ちにしているというだけなら、住民の方に聞いてみてください。学童クラブのこどもたちのために4月開設にさせていただきたいと説明すれば、反対する住民がどれだけいるでしょうか。皆さん快く、そうだね、4月開設を心待ちにしていますよとおっしゃるのではないでしょうか。
今後は、保護者が陳情を出さねばならないように仕向けることなく、こどもたちことを考えた、行政執行をお願いしたいと申し上げて、賛成討論といたします。

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