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犯罪を減らすために・・4月23日震災対策・危機管理調査特別委員会

 区からの報告
 荒川区の犯罪件数は、23区で2位か3位で低いが、治安23区ナンバーワンの「安全安心都市あらかわ」の実現を図るため、3月25日、荒川警察署、南千住警察署及び尾久警察署と覚え書きを締結した。
 鍵の設置補助など空き巣対策、ひったくり対策、自転車盗難対策などさまざまに取り組むという。
 がんばってもらいたい。が、「犯罪の予防は福祉」という側面からの取り組みが整理されていないのは、いかがなものかと指摘した。刑務所に入っている中に、軽度の知的障がい者や発達障がい者、高齢者など、なんらかの支援があれば、罪を犯さないですんだ人たちが含まれているとされる。再犯を防ぐために、出所後の支援も不十分という。区民の温かいまなざしが求められていることをもっと研究・啓発する必要があると思う。

予算賛成討論

私は、民主党・市民の会として、2010年度荒川区一般会計予算につきまして、原案賛成、修正案反対の立場で討論を行います。
 世界経済は、最悪期を脱したとの見方が強まっているともいわれますが、先行き不安の状態は変わりません。そんな中、荒川区の一般会計来年度予算総額は、今年度からマイナス44億2千万円の817億8千万円となっています。税金収入の減も見込まれていることから、堅実な予算案といえましょう。
 施政方針の中で「区民の幸福のために、持続可能で将来の財政負担にも堪え得るだけの財政の健全性を確保した予算」と説明されました。この基本的な考え方を評価します。
 地方自治体の責務として、持続可能で、地域経済を活性化するような予算を求めたいと思います。
 まず、健康の分野では、荒川区民の健康状態が、全国平均より悪い現状にかんがみ、積極的にたばこ対策、生活習慣病対策に取り組む姿勢や、女性の健康応援事業を評価します。新型インフルエンザ対策については、全国の自治体の先頭に立って取り組んできた今までの経験を総括し、今後に備えていただきたいと思います。区民の死亡原因トップの、がんにしろ、脳梗塞にしろ、正しい知識を持ち、たばこをやめ、かたよらない食事と、十分な休養と運動が最大の予防であることを啓発して下さい。高齢者福祉の分野では、住まい対策の拡大とともに、在宅生活を支える小規模多機能型居宅介護への支援がさらに加わったこと評価します。見守り事業や介護予防にさらに、地域福祉の観点を充実させて、温かい地域づくりをすすめていただきたいと思います。障がい者福祉の分野では、就労事業に重点的に取り組んでいること、幼児から学齢期への相談事業の継続が始まったことを歓迎します。たんぽぽセンターと教育センターの連携をさらに強めて下さい。
子育て支援の分野では、ボランテイア団体への支援が始まったことを評価します。区民との協働をすすめ、地域福祉の充実を実現してほしいと思います。保育園の待機児童をなくすため、さらに努力をお願いいたします。教育の分野では、スクール・ソーシャル・ワーカーの配置を歓迎します。教育委員会においては、何よりも、「学校が楽しい」と子どもたちが思うような学校運営をお願いしたいと思います。また、(仮称)あらかわ地域大学が始まります。区と区民との協働で地域経済を活性化し、地域福祉を担う人材養成に期待します。産業の分野では、商店街空き店舗対策を地域福祉の観点から、区民との協働を創り出す努力をぜひともお願いしたいと思います。
予算委員会の審議の中で、繰り返し、日本学術会議の2008年の提言「我が国の子どもの成育環境の改善に向けて」で述べられている、「子どもが外で群れ遊ぶ経験の欠如が、こどもの危機をもたらしている」という観点を紹介しました。子育て・学校・公園・道路・環境などなど、区政のすべての分野で、「荒川区として、こどもの危機に何ができるか」という命題に取り組んでいただきたいと思います。また、子どもが病気になっても休めない職場、家族そろって夕飯を食べることができない長時間労働が、いかにこどもの育ちに悪影響をもたらすかを指摘しました。日本の国全体で考え直さなければならない課題でありますが、毎年、正規職員を減らしている荒川区役所で、決して、そんな職場環境にならないよう、十分な配慮をお願いします。また、官製ワーキングプアなどどいう言葉で語られる非常勤職員の処遇改善に取り組む区の姿勢を評価するとともに、さらなる取り組みと、区民サービスの担い手として、指定管理者、委託業者など民間の働き方にも光をあてる、荒川区を期待しています。
幸福実感都市を掲げ、「不幸なひとを減らすこと」をめざして、自殺防止対策もはじまりました。区長が施政方針演説の中で謳われた、「温かさと優しさに包まれたふるさと荒川」の実現を目指して、そして、区民の心に寄り添う政治を期待して、討論を終わります。

路地裏に子どもの群れる街 他

 予算委員会⑤
環境交通
4年前の一般質問で「歩きたくなる街を目指そう」と提案し、今、区は「歩いて楽しいまち」をテーマにしている。「路地裏に子どもが群れる街づくり」をめざしたらどうか。
区:検討をすすめたい
空き店舗対策
こども・高齢者の居場所づくりを区民との協働で
 品川区の商店街では子育てと商店街活性化のふたつのNPOが協力して、空き店舗で子育てサロン・一時預かり・短時間保育所の子育て支援事業がはじまっている。大型店舗の進出が続いて危機的状況にある商店街の活性化を。
ボール遊びのできる公園整備を  
 たとえば、生涯学習センターにネットを整備したらどうか。
区:今でも団体使用がなければれば自由に使えるはず。
せの:使っていいのなら広報したらどうか。中学生はお断りとされている。
障がい児通級教室
 普通教室から通級している情緒障がい・難聴言語障がいの教室に通いたいという特別支援学級の保護者の要望がある。検討できないか。
区:特別支援学級の方がより手厚い支援を受けられる。そのような要望は聞いていない。
せの:私も聞いているし、たんぽぽセンターにも寄せられている。たんぽぽセンターと連携して区民の要望を聞くべきである。特別支援学級の指導方法にも課題があるのではないか。

介護予防とリハビリほか

 予算委員会④
◎ 介護認定率、要介護4・5の重度者の数の推移は?
 ころばん体操などの介護予防の効果を検証する必要があるのでは
 
◎ リハビリで機能回復することが、本人にとっても生活が楽になる。もっと区が啓発を行い、リハビリや筋トレに積極的に取り組むべきでは
◎メタボ検診での荒川区の標準値が厳しすぎると医師ら聞いたのだが、どうか。標準値から外れると、心配になり、かえってストレスがたまるのだが・・・。
  区:都の統一基準でやっている
 私が指摘したのはヘモグロビンA1c 保健所のメタボ検診での血液検査の私の測定値は5,2%。正常値は~5,1なので、私は黄信号。糖尿病の疑いである。
 保健師さんによると、食事と運動とストレスが三大要因だという。私の場合は、食事は、玄米菜食が中心だし(野菜大好き、肉も魚も食べるけど、トンカツやステーキなど肉がメインは苦手)、週3回フィットネスクラブに通っているしと答えたら、やっぱりストレスですかねと心配していただいて、私も、気をもんだ。しかし、4ヶ月後の区民検診の測定値は5.0。医師によると、5,8までは心配する値ではないから、荒川区は厳しすぎるとのこと。それを伝えたのだが、まったく、理解してもらえなかった。
 あまり検診にとらわれると、かえってストレスが溜まる。「5,8までは大丈夫とも言われていますから、とりあえずは大丈夫ですよ。次の検診の時に、もう一度確かめてください」とでも言ってもらえたら、そんなに、気をもむこともなかったのだが・・・・。
 荒川区の標準値が、区民検診の検査機関のデータ表の標準値より、厳しいのは事実である。なぜなのでしょうかねえ??
 

母子家庭支援&病後児保育&群れて外遊び

 予算委員会③
◎ 母子家庭への支援
 昨年の一般質問でもとりあげた、こどもの貧困の連鎖を断ち切る方策。母子家庭の子どもたちに、文化芸術や自然体験などの豊かな経験を提供することが必要だという研究者の意見を紹介した。自治総合研究所で調査研究をしているとはいえ、とりあえずやれることは初めてほしい。区内で開催されるコンサートなどの文化事業に母子を招待することなど、どうか
 区:検討する
◎ 病後児保育
 病後児保育は必要かもしれないが、子どもが病気の時くらい休める職場環境がないなんて、こどもに優しくない国だ。子どもにとって、病気の時は、しらない処へ預けられるより、うちでゆっくりすごせた方がいいはず。ヘルパー派遣も選択肢のひとつとして、あってもいいのではないか。
 区:ひとり親家庭には派遣しているが、今以上の拡大は課題が多い。
◎子どもが外で群れ遊ぶ空間づくり
 2008年の日本学術会議の提言「我が国の子どもの成育環境の改善にむけて-成育空間の課題と提言」日本学術会議子どもの成育環境分科会、2008.
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t62-15.pdf子どもが外で群れ遊ぶことがなくなったのが、こどもの危機をもたらしていると警鐘をならしている。子育て支援部として、冒険遊び場づくりやプレーリーダー養成など、何ができるのか、検討してほしい。