Category Archives: 常任委員会報告

被保護者自立支援事業 05・6・2福祉・地域振興委員会

 初めての福祉・地域振興委員会が開催された。6月8日から始まる第2回定例会で審議予定の条例の説明と、7月1日から始める荒川区被保護者自立支援事業の実施についての報告があった.
 荒川区被保護者自立支援事業とは、これまで、生活保護世帯に夏冬2回東京都から見舞金(単身世帯3850円~5人家族世帯7900円*人数による)が支給されていたのを廃止し、就労や社会参加を支援する自立支援事業にふりかえるというもの。
 就労面接時の洋服代や技能習得、母子家庭の緊急一時保育料、高齢者のボランテイア講座受講料・保険料、シルバー人材センター年会費、居宅清掃やごみ処理などの項目があがっている。
 本当に自立支援になるよう、他の施策とうまく連携をとって、有効活用してほしい。効果を検証して、成果があがったという報告を期待しよう。
 福祉・地域振興委員会で審議するのは、以下のとおり。
〇汐入の区立保育園(はなみずき保育園)の土地購入不足分の補正予算
〇特別区民税条例
〇区民会館・サニーホール・ムーブ町屋・高齢者サービスセンター・希望の家・障害者グループホーム・アクロス荒川・精神障害者支援センターアゼリア・区民住宅・汐入のはなみずき・さくら・とちのき保育園・東日暮里三丁目ひろば館への指定管理者制度導入関連

区政改革懇談会 05年5月19日総務区民委員会

 区民が主体的に区政に参加することを「区民参画」という。これからの地方自治を形つくるのは「区民参画」、おまかせ政治からの脱却であろうし、自ら学び、行動する区民が自らの手で区政をつくっていく=政策決定段階からの区民参画・・・・これが、わが荒川区で始まるのではないかと期待されるのが、「区政改革懇談会」(名前が硬すぎる)。区民や在勤・在学者から公募して(目標100人)、年齢、職業のバランス等を勘案して選考(外部委員をいれた選考委員会)するのだという。6月中に募集開始予定。
 昨年視察した、情報公開と市民参画の先進都市として知られる志木市は人口6万7千人。200人の公募市民(無償)による市民委員会が、各部会に分かれて市政を検証し、提言をしている。予算案を提示するぐらいの力を持つ。担当職員から一番初めはなかなか応募がなく苦労したとうかがった。
 区長・区職員のよびかけと協力が鍵を握る。荒川区基本構想の策定(04~05年度基本構想審議会を設置・06年第一回定例区議会で審議予定)にむけての提言につなげたいとの説明だった。奮闘を期待している。
 この他、国勢調査・グリーンパール那須の運営状況・町屋南地区商業施設(自転車置き場に議論集中!)・独立行政法人中小企業基盤整備機構との連携について、報告があった。
 

テレビ電話相談サービス開始05年4月14日総務区民委員会

 5月9日から、自宅や会社のパソコンでインターネット録画を利用して区職員とやりとりするサービスが始まる。音声にはマイクを、テレビ画面にはWebカメラを用意することが必要だが、チャット機能だけを利用するのであれば、マイクもカメラも要らない。
 聴覚障害のある人や来庁が困難な人には、便利なサービスであろう。有効に活用されることを願う。
 そのほか、毎年恒例の川の手まつりが今年は南千住野球場と瑞光小学校で開催が決まったと報告された。7万人の人出という、区内最大のおまつりである。今年は、姉妹友好都市のコーナーに、福井県と潮来市が新たに参加することになった。福井県は、小塚原刑場で腑分けをした杉田玄白の出身地であり、荒川という名の川があるとのことで、知事が区長を訪問され、交流を申し込まれたという。潮来市は自民党区議団が交流しているとのこと。川の手まつりは、千客万来、出店申し込みには、可能な限りお受けするらしい。
 姉妹・友好都市としてお付き合いするかどうかは今後の検討課題という。
 出し物に「ヘブンアーティスト」の公演とあって、「大道芸」のことだという。耳慣れないカタカナ言葉は使わないでいただきたいと発言したら、東京都が「ヘブンアーティスト認定証」を発行しているからだとのこと。「大道芸」でいいと思うのだが、何故言い換えるのだろうか。カタカナのほうが英語みたいでかっこいいという風潮によるものならば、いかがなものか。

続きを読む

非核・無防備平和都市条例 05年3月16日

2005.3.16 総務区民委員会 
 地方自治体の責務はあらゆる手段をつくして住民の財産と生命を守ることです。そして、ジュネーブ条約追加第一議定書が民間人を戦争の被害者としないために、162カ国が締結した国際人道法であり、周知することが必要だろうと考えます。
 しかし、それを平時に条例として制定する意義については広く認知されているとはいえません。ジュネーブ条約追加議定書そのものについても多くの区民が理解しているとは思えない現段階で、拡大解釈を前提とする条例を直接請求によって制定しろというのは乱暴です。運動の進め方も強引だと思いますので、私は退席します。
 その後の本会議で否決が確定。(賛成5、反対25、退席2)
 平和運動の一翼を担っているつもりの私としては、賛成も反対もできず退席した。理念は理解できるし、平和を考える運動としてもいいかもしれないが、区の条例として創り上げるには無理があると思う。
 何よりも、攻撃しない、そして攻撃されないために平和外交を求めなけばならない。無防備でない都市をどうするのか、そして沖縄の米軍基地の移転でゆれる辺野古の問題もある。(辺野古のきれいな海の写真とリンクが充実しているHPの紹介http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/#top
3月4日に発表された「国民の保護に関する基本指針」では、「大都市の場合はまず近くの建物に避難する」などと、「具体的な対応策が書き込まれている」(新聞報道)???ようだ。
 有事立法に対しては「備えあれば憂いあり」だと反対したが、国民保護と称しての戦争協力の法整備はごめんだ。  
 

不正防止委員会 05年2月3日

 区政運営にかかる不正行為を防止するため、第三者の公平中立な立場から、区の入札・契約について意見具申を行う、不正防止委員会を設置することが報告された。
 岩下 肇(弁護士 元最高検察庁検事)
 阿久戸 光晴(聖学院大学 学長)・・・「キリスト教とデモクラシー」などの講義をされている
 金指 正雄(元 日本経済新聞論説委員顧問)・・・「マスコミ代表として入ってもらった」とのこと
 松本 香(公認会計士東京荒川会会長)
 入札や契約にどれほどの見識をお持ちの方々かは分からないし、みんな区長の知り合いという見方もあるけれど、期待している。元区長の収賄事件についても検討するという。
 ぜひ、傍聴も可とし、議事録も公開し、区民からの質問や意見も取り上げるようにして欲しい。
 

続きを読む

16 / 17« 先頭...151617