Category Archives: 常任委員会報告

第二回定例議会福祉区民委員会

付託された議案について、すべて可決した。
(1)議案第44号 荒川区特別区税条例の一部を改正する条例
     たばこ一箱につき110円の値上げ、上場株式で得た利益の優遇措置などの改定。
     荒川区の喫煙率の動向を聞いた。男性は36%(4年前に比べて増加!?)、女性16%。公共施設を原則禁煙とする国の通知を受けての区の取り組みを要望した。公共施設入り口の灰皿はやめてほしい。
(2)議案第45号 荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例
     条例の中身は変わらない。文言整理のみ。
(3)議案第46号 荒川区民会館条例の一部を改正する条例
     結婚式場等を廃止する。6階は10月に開所する荒川コニュニテイ・カレッジになる。
(4)議案第47号 普通財産の貸付けについて
     区有地(旧リサイクルセンター)を特別擁護老人ホームの運営にあたる社会福祉法人に53年間貸付。荒川区財産価格審議会での評定額の四分の一、479000円

建設環境委員会2009年5月その1

荒川区からの報告について審議した。(5月19日・24日)
1)環境区民リーダー養成講座の実施について
 人材育成はどんどん進めてもらいたい。講座カリキュラムの企画運営する事業者をプロポーザルで選定する(247万8300円)。地域で活動できる人材育成というが、一時の事業者の講座で何ができるかなとも思う。地域によって事情も違うので、何よりも経験と継続性が大切。多少の失敗を恐れない積極性と柔軟性、仲間や区の励ましが活動のカギになると思う。
2)荒川区バリアフリー基本構想の策定について
 バリアフリー新法に対応した区内全域のバリアフリー化をめざすため、基本構想を策定した。障がい者当事者や関係団体も入って、心のバリアフリーを基本理念にユニバーサルデザインによるバリアフリー化をめざす。各地域別バリアフリー基本構想を策定する。各地域で障がい者との交流が深まり、さらにノーマライゼーションが進むよう期待する。
 ハード面での整備も着実に進行させなければならないが、歩道を邪魔している、店頭商品や植木鉢など、人々の「気づき」も促進させたい。
①荒川区景観計画の策定について
②NN36 Festival in ARAKAWA について
③建物耐震化の促進について
④区で管理する跨線道路橋の点検結果について

バラの市・・・4月16日建設環境委員会

 「現行条例に違反した東日暮里3丁目ワンルームマンションの計画変更を求める陳情」は取り下げになった。ご存知の通り、建築確認申請書類に不備があり、確認が取り消しになったわけだが、書類と格闘し、不備を見つけ出した区職員の熱意にあらためて、敬意を表したい。
 所管事務事業調査
(1)グランドステージ町屋における耐震改修工事の支援完了について
    耐震偽造が発覚して以降、住民の意向を尊重しながら区も誠実に対応してきた。発防止策として、建築確認業務の質向上のため、構造分野の研修をうけた職員を増員する。
  
(2)第2回あらかわバラの市の開催について
    昨年大好評であったバラの市。今年は5月15日。バラの販売も昨年の2000鉢から5000鉢へ、会場も拡大して行う。うまく定着することを願う。バラは虫がつきやすく、有害な殺虫剤が必要だったが、この間、研究がすすんで、無農薬栽培もひろがっているという。環境問題の観点から、ぜひ、無農薬栽培の啓発にも取り組んでほしいと要望した。

便所とトイレ  2・23&3・3建設環境委員会

 第1回定例議会が始まっている。
 異例のことだが、建設環境委員会が会期中に3回開かれることになる。通常は1回。
 2月23日の委員会で、条例の「公衆便所」を「公衆トイレ」と言い換える条例案について撤回を求める議員が譲らず、区長の出席を求めたため、3月3日に急きょ委員会開催。それでも案件を審議しきれず、さらに、12日に開催となったのである。
 広く一般に使われているトイレという言葉を使いたいという気持ちはわかるが、なにも条例を変える必要はないだろう。まして、便所というあたりまえの日本語をトイレという和製英語に変えて良しとするのは、欧米の言葉がハイカラという自虐的な思考で日本語を大事にしないことにもなり、「一抹の寂しさを感じる」と私は指摘した。でも、公衆便所を「ぴかぴかトイレ」にしようと、区が力をいれている施策展開への決意と受け止めて、賛成した。
 熱心に議論するのは結構なことだが、簡潔に意見を表明すること、繰り返しは避けることを心掛けないと、時間ばかりが過ぎていく。
 次回は、2年前のあらかわ遊園での事故の報告で誤りが指摘され、修正することになった問題について。区からの口頭の説明で、明らかになったのは、事故当時勤務していた職員が退職して、被害者の家族に、報告書の誤りを指摘したため、家族から再調査の要望がでたので、修正に至ったというのだ。要するに、内部告発があって初めて、うその記載がわかったということなのだ。大問題である。

(仮)ライフ南千住店の交通問題  2・4建設環境委員会

 南千住スポーツセンター北隣に、荒川区内最大の売り場面積となる、(仮)ライフ南千住店が出店する。交通問題が指摘され、委員会として視察を行った。確かに、一方通行の車一台がぎりぎり通るくらいの細い道に自転車が双方向で行きかうことを予想すると、危険である。
道沿いに、南千住製絨所の赤レンガが保存され、歴史をとどめることに協力してくれた、ライフではあるが、さらに、自転車の往来と駐輪場の混雑に配慮を要請することになった。
平成22年第1回定例会提出予定案件について
(1)平成21年度荒川区一般会計補正予算(第4回)について【建設環境委員会関係】
(2)平成22年度荒川区一般会計予算について【建設環境委員会関係】
(3)荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について
(4)荒川区道路占用料等徴収条例の一部改正について
(5)荒川区立公園条例等の一部改正について