Category Archives: 読書コーナー

オレ様化する子どもたち

諏訪哲二著 中公新書クラレ
 高校の先生が今の子ども達をこんなふうに分析しているとは・・・。20年前にはじめた、わが家の子育ての第一の目標は「人生は自分の思い通りにならないことを教える」だった。そうは言っても、こどもは成長の過程でかならずそう思うようになると考えてきたが、親がきちんと教えないとダメらしい。先生達の苦労がしのばれる。

企業福祉の終焉

橘木俊詔著 中公新書
 企業間格差、常勤・非常勤格差の増大を憂う。企業が福祉から撤退してよいとして国民全体に不公平の無い福祉を考える。共同体ごとの福祉よりも普遍的な福祉を、企業が個別に福祉の維持に悩むのは非効率、家族にはもう期待できない、だから福祉国家を!なのである。

日本の女子中高生

千石保著 NHKブックス
 荒川区の教育委員長でもある、千石保先生の著書。日本の女子中高生はアメリカや中国に比べて女らしさに反発していることを千石先生の日本青少年研究所が報告して物議をかもしたが、先生は、「男らしさ女らしさは時代によって変わる」という。「女らしさ(しとやか・よく気が付く・かわいい)がない」といわれて反発して生きてきた私は女らしさは大嫌い。尊敬する先生に「女らしさは大切だ」と一概に決め付けられなくてよかった。社会に「人生の目標」がない、他人との関係性が希薄という若者達の分析はその通りだと思う。

世界が認めた和食の知恵・・マクロビオティック物語

持田鋼一郎著 新潮新書
 和食が好き、玄米も大好きなので、食養生や医食同源という言葉に親しんでいるものの、石塚左玄や桜沢如一の軌跡を知ることがなかったので、読んでみた。奇人扱いされながらも信念をもって行動する人たちに感服。

子どもが減って何が悪いか!

赤川学著 ちくま新書
 よくぞ言ってくれた。少子化対策の根本を考えさせる内容。子どもを産んでも産まなくても不利にならない社会、こどもの人権が守られる社会が望ましい。