区民の怒り

 実は年末に匿名の手紙をいただいた。東日暮里在住一主婦からである。
 
 「荒川区はどうなっているのでしょうか。今度は、共済年金受給資格がないのに800万円を受給していたという。収入役のことです。」から始まる手紙の一部を紹介する。
 「本人は手続きのことは知らなかったと。」
 「収入役のこの発言が、今の荒川区の職員の体質を象徴しているのですよね。」
 「区民を守るとか、支援すると日頃言っている区長や職員、そして区議会議員の本心がわかりません。」
 「一昨年の区長・助役の逮捕、職員の盗撮、議員の政務調査費、そして今回の問題、情けないですね。」
 「瀬野議員さんはどう思っているのでしょうか。」
 私も、新聞報道で収入役の事件を知った。う~ん、困ったものである、としか言えないのが実情である。
 職員の盗撮事件の時、お会いした区民の方から、「どうして辞めさせないんだ!!」とご意見をいただいた。「アンタは議員なんだから、区に提案しろ。もし、オレが女の子の父親だったら裁判に訴える」と。私は、辞職までは考えていなかったので、シドロモドロであった。その後、停職3ヶ月の処分が決まったが、都の職員としてどこかで働くのだろう。
 政務調査費については、何故8万円に減らすのか、根拠は疑問だったが、8万円しか使わないという議員が多数なのだから、領収書添付は一歩前進なので私も賛成した。しかし、16万円は多すぎるという議員は、使わなかった分を返せばいいのである。いままでの月8万円は何に使っていたのかということになる。減らすべきは議員報酬ではなかったのかと思う。
 今、いろんなところで、「荒川区が日経新聞の行政サービス調査で全国第5位になった、荒川区はすばらしいのだ」という挨拶がおおはやりである。東京23区のひとつである荒川区は、確かに、行政サービスは恵まれているほうだと思う。
 しかし、一方で、「そんなにサービスがいいとは実感できない」という人や、職員の不祥事にやり場の無い怒りを感じている人もいることを忘れてはならない。

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