東尾久浄化センター視察・・7月拠点開発調査特別委員会

 台風や集中豪雨による、荒川・東尾久地域の浸水被害をなくすため、西日暮里から東尾久浄化センターへの西日暮里幹線下水道工事がすすんでいる。藍染川幹線の老朽化にも対応するとのこと。西日暮里荒川尾久の下水を集めて隅田川に流すポンプ棟の工事現場を視察した。地下44,2メートルまで無人、有人のシャベルで掘り、土を地上にあげる作業はビデオで説明があった。ふだんは考えたことのない大都市の水対策を考えさせられる。いわば15階建のビルを地下に埋め込む(地下部分は6層になっている)のだから、すごいことだ。
 この、大工事が完成後、何年保持できるのかと質問したら、「コンクリートは50年もつといわれているが、地中のこともあり、メンテナンスを重ねれば、かなりもつ」とのこと。
 工事が何十年か後に終了したら(これがはっきりと答えがない)、上をおおって、公園になる予定。
 続いて、西日暮里駅前の旧道灌山中学校跡地の周りを視察した。再開発が話題になっているが、新しいマンション(築3年)もあった。合意形成に向け、勉強会が行われている。今年度中に方向性をだしたいと区は考えているとのこと。
 区内のいままでの再開発の評価について区ではとりまとめ作業を行っているといつも話にはなるが、いつ報告されるのだろうか。

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