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西日暮里駅前再開発? 11・20拠点調査特別委員会

 旧道灌山中学校跡地を含む西日暮里駅前地区再開発等の可能性調査の中間報告として、3つのパターンが示された。
 JRと日暮里舎人線に囲まれた全域を再開発する型、中学跡地と保育園や高齢者サービスセンターを含んで再開発する型、中学跡地のみの建て替え型と地元説明をするためのたたき台の例示だという。大いに、そして慎重に、議論を重ねて欲しい。
 この30年、東京区部で行われた再開発134のうち荒川区の再開発は11ヶ所だという。密集した古い家屋の街並みがきれいになり、とりわけ防災に大きな役割を果たしてきたと思う。
 しかし、日暮里の再開発ビルがすでに、撤退した店もあり、空き店舗が多いのが気にかかる。アメリカ経済の破綻の影響がどうなるのか、建設業界の不況、マンションの販売状況が悪化する今、大型再開発案を示されても、???としかいえない。確かに再開発をすると、区の税金を使わずにすむという利点があるのは事実だが、国や都の補助金はもとはといえば、私達の税金なのである。
 西日暮里の地域の皆さんが議論を重ねることが第一という区の説明はそのとおりだと思う。区内各地のまちづくり協議会で、わが町の将来像をみんなで描くような議論を期待したい。。

ダイアモンド富士

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 11月13日、西日暮里の富士見坂から撮影。夕日が富士山頂上の左側の稜線に隠れていく瞬間である。

都市計画マスタープランの中間報告

 11月7日、都市計画審議会が開催された。
 南千住一丁目・荒川一丁目地区の地区計画については、すでに、建設環境委員会報告(「初めての高さ制限」6月27日)したとおりだが、この日、審議会として答申が決まった。
 寄せられた意見の中に「審議会メンバーに現地視察を」があったせいか、現地見学もあった。「住民の意見集約が不十分」という意見もあったので、私は、「寄せられた意見にある、アンケート面接で周知状況を把握したらどうか」ということを今後の参考にして欲しいとお願いした。
 荒川区都市計画マスタープランの中間案については、10月28日の建設環境委員会でも説明があった案件である。そのときは、建物の高さ制限を地区計画で実施するだけでなく、区としての対応も含め、マスタープランに盛り込んだ旨を確認した。私が、「すでに7区で実施していた絶対高さ制限の検討を」と一般質問し、「地区計画でなら」との答弁だったのは2005年だったが、やっと区も、「絶対高さ規制を導入する」としたようだ。「日暮里1・2丁目のみが日影制限がないのが何故か?見直しは?」と質問したところ、住民からの意見が出れば検討も考えるということだった。
 審議会の場では、自転車道の取り組みに就いて質した。南千住地域は「歩行や自転車通行の安全性の向上のための整備」とあり、その他の地域は「歩行や自転車通行の安全性の向上のための歩道整備」と記載が分けてある理由を聞いたら、「南千住以外は無理だから」という。たしかに、荒川区の道路は狭い。けれど、将来にわたって自転車道の整備をあきらめてしまってはならないと思う。
 座長からも、「今後は、道路は車優先という考え方が転換するかもしれない」という発言もあって、「そうだよ!!」とうれしくなった。

何故、迷惑えさやり行為をするのか  08年10月28日建設環境委員会  

以下の報告を受け、議論した。
(1)環境関連条例のパブリックコメントの実施結果及び今後の対応について
    マスコミでも話題になっているいわゆる「迷惑えさやり・ごみ屋敷罰則条例案」についてのパブリックコメントは区民からも、区外からも反対意見が多かったが、区は12月議会に提案するという報告があった。
 私は、「猫のえさやり禁止」と新聞報道されてから地域猫グループへのいやがらせが続いていることが心配だ。区民の誤解がとけないまま、条例提案はするべきでないと考える。
 また、猫の被害を減らすためには、地域猫の取り組みをすすめることが第一だと猫嫌いの人達に理解を広めることが必要だ。区報の一面掲載や特集号が必要だと求めたところ、区の同意が得られた。
 
 なぜ、人は、近所と対立してまで、迷惑えさやりをしてしまうのだろうか。区ののら猫対策の遅れ、地域猫運動への区民の理解の遅れに起因しているのではないか。ご近所が大変な被害をこうむり、条例制定のきっかけとなった事例も、捨て猫対策について保健所に訴えても、何の対策も取られなかったことに腹を立て、独自にえさやりを始めた人の「暴走」のようである。区民の訴えを、親身に聞き、政策立案に活かせなかったのである。
 「人間不信だ」といって、猫にえさをやりつづける1人暮らしの高齢男性は、テレビに追いかけられてさらに人間不信を強めているという。
 
 ごみ屋敷は、認知症や統合失調症に起因することが多いといわれている。「ごみ屋敷は精神的ケアが必要」という考え方で、問題解決に望むのではなく、「ごみ屋敷は取締りが必要」という誤解が流布するのではないかと危惧している。精神的ケアが必要な人を追い込むことにならないだろうか。
 どちらも、家庭で、地域で、孤立した人が成せる行為であることが、私は気がかりだ。罰することでは問題は解決しない。
(2)「(仮称)あらかわ環境アクションプラン(荒川区環境配慮行動計画)」の策定について
(3)ドナウ通りにおける自転車走行空間の創出に係る社会実験について
(4)不燃ごみ中継所(尾竹橋清掃作業所)の廃止について
(5)荒川区都市計画マスタープラン策定における中間報告について
(6)指定管理者候補者の選定について(区民住宅) 
(7)指定管理者候補者の選定について(南千住駅東口自転車等駐車場・センターまちや自転車駐車場)
(8)荒川三丁目(仲町通り商店街付近)浸水対策工事の実施について
(9)都市計画道路補助第107号線(千住間道)に係わる土地収用裁決について

用務主事さんの転落死

 先週24日の金曜日午後4時過ぎ、諏訪台中で用務主事さんが玄関脇のガラスを清掃中、地下体育館横の明り取りの空間に転落し、お亡くなりになった。翌日朝、発見されたとのことで、痛ましい事故である。
 彼が最後に磨き上げたガラスはピカピカで、仕事熱心さがうかがえて、悲しかった。とても気さくな方で、生徒から、アニキのように慕われていた。享年41歳。
 この、明り取りの空間は、学校が建設された当時、地元町会の2歳の女の子が柵の間をすり抜けて、間一髪、落下を免れたことがあり、地元町会から落下防止の鉄の格子を設置するように要望が出た場所である。しかし、当時の教育委員会は、予算がないということで、ネットを張って終わりとしたそうである。
 彼は、そのネットをつたってガラスを拭いていたようだ。危ないと注意したと学校側は言っているようだ。確かに、大人がネットに乗るのは危険である。
 しかし、玄関脇の全面ガラスを掃除するには、明り取りの空間の周りをつたうしか方法がないのである。用務主事さんなら、玄関の目立つ場所をきれいにしたいと思ったことだろう。25日は音楽祭、26日には10周年の記念行事が予定されていた。
 建物の設計時に、清掃管理をどのように継続していくか、考慮はされなかったのだろうか。その後の安全管理の上でも、悔いが残る。
 副区長を責任者に、事故調査委員会が事故翌日、組織され、検討が始まっている。問題点を洗い出して欲しい。
 心から、心から、ご冥福をお祈りします。