Category Archives: きよの「ちょっと聞いて」

シンチレーションサーベイメーター測定

 今日は七夕。アロカ製TCS-161型による測定報告。
昨日、地上5センチ
西日暮里2丁目北児童公園 0.08
ひぐらし小近辺 0・08~0・11
汐入公園入り口 0・17
      クローバの広場 0.15
      噴水中央 0.07
堤防側アスレチック滑り台下 0.07
             排水溝 0.11
堤防遊歩道 クローバ 0.15
         階段脇クマザサ 0.45・・・・・これは高い。クマザサを刈れば低減できるはずだが、子どもが長時間入る所でもないので、ま、いいかな。
瑞光橋公園 砂場 他、4か所 0.09
今日 サーベイメーターに検出器をとりつけた状態で地上に置いて測定。地上15センチ。
三河島公園 砂場 他3か所 0.08~0・09
いまのところ、荒川区には、ホットスポットはなさそう。ただ、あのクマザサの茂みは少々気になる。
参考:
放射 線医学総合研究所によると「東京における累積放射能量の算定例(3月14日以降の1カ月)は約130μSv/月。外部被ばく・内 部被ばくを考慮したもの。
規制値年間1mSvから引いて11カ月で870μSv=0.11μSv/h
放射線医学総合研究所 が「放射線被ばくに関する基礎知識 第6報 」(pdf版 )参照
東京都福祉保健局から示された積算量の推計式により、自然放射線量0.05マイクロシーベルト/時を加算すると 0.16μSv/h が規制値にあたる。ただし、内部被ばくを1か月分しか考慮していないことに要注意。

シンチレーション式サーベイメーター

昨日、第2回定例議会が終了。
 さっそく、今日はシンチレーション式サーベイメーターを借り受け、尾久の原公園と荒川公園を測定してみた。
 5月26日に尾久の原公園で0.6μSv/h(以降の数値の単位はすべて μSv/h )が測定されたと聞いて、委員会で区から都に測定を求め、たきぐち学都議にもお願いしたのだが、埒があかない。
 荒川区は測定しないのよと愚痴ったおかげで友人が貸してくれることになった。
 まず、0.6(地面・ガイガーカウンター)が測定された尾久の原公園のじゃぶじゃぶ池の排水口。今日は、
地上5センチ 0.25 (花崗岩は高いというのと関係ありやなしや?要調査)
地上1メートル 0.10
そのほか、原っぱ入口の排水口
地上5センチ 0.2
地上1メートル 0.10
原っぱの真ん中
地上5センチ 0.10
地上1メートル 0.08
木製遊具
地上5センチ・地上1メートル ともに0.09
荒川公園
地上5センチ 0.1
地上1メートル 0.07
 今、週刊誌でホットスポット探しが盛んに行われているが、今日の測定場所はホットスポットではなかったようだ。
 もし、高い数値がでたら、飛散防止をするとか、隔離するとか、洗い流すとか、何らかの措置が必要だろう。
でも、まずは測らないと何もわからない。
 荒川区長は、測定は必要ないという信念をお持ちだとおっしゃる。福島がもっと大変な事は重々承知している。でも、これだけ、ホットスポットが話題になっているのだから、荒川区民としても気になるところだ。放射能汚染の情報提供は行政の役目。国でも都でも区でもいいから、測定をきちんとしてほしいものだ。

被ばく量は自分で決める

 とうとう、23区で放射線量を測らないと言う区は、荒川区のみになったらしい。息子から借りた小出裕章さんの「原発のウソ」に、もう、みんな被ばくしているのだから、被ばく量を知った上で自分で行動を決めるようにしなければ という一節があった。(人に貸すからすぐ返してと言われて、一気に読んだので正確ではない。とても、やさしい語り口だった。)
 ただ、安全だからといわれて、信じる時代ではなくなった。荒川区は、正確な測定でないと意味がないから区では測らないという。安全安心を標榜する荒川区なら、率先して専門機関に依頼すればいいと思うのだが・・・。私は、費用対効果を考えれば、職員や区民がこまめに測定し、専門家にも測定してもらって、現状把握するのがいいと思う。
 しかし、一昨日、福島の立ち入り禁止地域の学校の飼育動物の調査(もちろん全滅・・・)に行った知人が、測定値が公表された値の20倍だったと言っていた。6月29日、あの猛暑で電力使用が93%にまで達したと報道されたが、河野太郎さんは、最大電力量と比べれば17%の余裕があるとブログで説明している。
 外出してシャワーを浴びれば90%の放射能のホコリは落とせるという人もいる。空気より、食べ物による内部被ばくの影響がずっと大きいとされている。
 小さい子ども達の親たちが必死になって情報を集めている。「被ばく量はできるだけ少ないほうがいいということぐらいしか言えない」と私は思っているが、「低量被ばくは体にいい」と唱える人もいる。でも、自分の人生、自分で決めたい。放射線量を知りたいのは当然だ。
 50歳を過ぎた人は、福島の野菜を食べ、福島の産業を支え、子ども達には、放射能に汚染されていない野菜を食べさせようと小出さんは訴えている。
 

わたしのつぶやき

荒川区内の防災の取り組みが紹介されている週間ダイアモンド5/14号を読んだ。区のHPで地域防災計画を探す。お願いしているのだが、まだ、掲載されない。北区・墨田区では掲載を確認。荒川区遅れてる…情けないなあ。
 とツイッターに記入。デンキに弱い私も「遅れてる」・・・情けないなあ。でも、デンキに弱い人の痛みがわかるものね!!

本会議開始時間

 区議会事務局調査係で調べてもらったところ、北・板橋・葛飾の3区は午前10時からと規定していた。「本会議は午後から」というのは23区の常識ではなかった。
 多数派は午後1時から5時。2時から5時という区もある。おそらく、荒川区同様、繰り上げ延期は議決や議長采配によるとしているだろう。
 いずれにしろ、朝から本会議をしたっていいことには違いはない。節電運動は、ピーク時対策を中心に効率的に!7・8月の本会議の開催は7月4日、たった一日なのだけれど・・・。