多世代子育てシンポジウム

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 7月30日、世田谷区民会館で開かれたシンポジウム「多世代ネットワークによる子育て支援の可能性」を覗いたら、会場いっぱいの人出で、関心の高さを示していた。
 樋口恵子さんのイギリスやアメリカでのいきいきシニアの子育て支援の講演会で、元気なおばあちゃんにもっとがんばってもらわねばと再確認。もちろんおじいちゃんにもだ。日本世代間交流協会という団体があることも知った。お年寄りが小学校の算数の時間、先生の助手になる取り組みなどしているという。
 区内でも、あちこちこどもからお年寄りの交流は行われている。もっともっといろいろな可能性を秘めている課題だろう。
このシンポジウムの問合せ先は、
一つは世田谷区子ども部子ども家庭支援課。やるね~、世田谷区は・・・。
もう一つは、日本世代間交流協会http://www.jiua.org/

『検診病』にならないために

 松本光正著 日新報道
 私にぴったりの本を見つけた。
 「私は何万人もの人の健診をしてきましたが、健診をしてよかったなー、命が助かったなと思える例はそんなに多くないと思います。その殆どは糖尿病・・・・高血圧・・・・。・・・・体重は測ってよかったなーと思う例がたくさんあります。」
 「結局、検診したほうがよい検査というのは、体重測定・血圧測定・血糖検査ぐらいになってしまいます。(うーん!!ちょっと極端ですかねー。またまた医者仲間から嫌われてしまいそうです。事務長も渋い顔をするでしょう)」
 ですって。健診を受けて心配するより、プラス思考が一番ですよ、とやさしく解説してくれる。
 がん健診についても「日本以外の多くの国では日本のような癌の検診は行っていないようです。つまり、癌は早期に発見しても意味がないという立場に立っているのです。」とある。いろんな説があるようだ。
 健診をうけないとやはりマズイかなという気持ちがどこかにあった私としては、いい本にめぐり合えた。

8月15日(1945年)日本の敗戦

 日本の植民地であった朝鮮・中国や占領されていたアジア諸国では解放記念日である。
 今朝のテレビで、アメリカによる日本の占領政策が成功したのは、GHQが男女平等を掲げ日本の民主化をすすめたからだと報道していた。日本の女性の地位向上に力を尽くしたエセル・B・ウィード中尉のことを初めて知った。日本国憲法に男女平等を記すために尽力した、べアテ・シロタ・ゴードンさんの映画「ベアテの贈り物」は今、全国で上映運動が取り組まれている。この二人をはじめ、アメリカの女性たちの連帯があってこそ、日本でも1945年の総選挙のときに、39人の女性国会議員が誕生したのだろう。
 その後、日本では女性国会議員は増えていないし、男女平等への動きは世界で注目されるくらい遅い。しかし、今回の自民党は9月選挙に向けて「比例区の第一位は女性」と言い出した。都合のいい利用主義にあきれてしまう。
8月14日 ポツダム宣言を受け入れ無条件降伏
 8月15日 天皇のラジオ放送
 9月2日  アメリカ戦艦ミズーリ号で、降伏の調印式

がん検診の有効性

 がん検診のあり方と健康づくり検討会が7月25日から始まった。まもなく、区のHPに議事録が公開されるので、経過を見守りたい。会議自体は非公開だという。
 私が社会問題に目覚めたのは、薬害がきっかけだった。だから、今でも、医療への不信は根強い。年に一度の検診も受診をさぼりがちである(X線もバリウムも体に悪い→体に悪いことをしても価値があると納得できれば受診するが、まだ、その点の調査ができていない)。とはいえ、以前、40歳を記念して人間ドックに行ってみたら、範囲外の数値が出て再検診をすすめられた。友人の医者に確かめたら「そういう体質の人もいる」と言われたのをいいことに、人間ドックはもうやめた。
 今回、がん検診のあり方について、HPをいろいろ見ていて、今まで噂でしか知らなかった、胃がん検診が日本でしか行われていないことを確認。日本という国は、検診の有効性をきちんと確認せずにどんどん広めていってしまう国らしい。
 「無知ではいけない」と痛感した。正確な知識を持ったうえで自分の求める医療を選択することが必要なのだ。
 まず、国立がんセンターHPを見てみよう。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pro/diagnosis/020401.html
 素人がじっくり読み込むのはつらいが、がん検診の有効性評価の一覧表がある。
この中で、(最も信頼できるとされている)無作為化比較対照試験(RCT)で有効と判定されているのは、
乳房(視触診+マンモグラフィ)
大腸(便潜血検査)
肝(肝炎ウイルスキャリア検査)
の3つだけなのである。世界で有効と認知されているのはこの3つということか。
 自治体のがん予防は、検診は、有効性がきちんと世界で確認されている種類だけにとどめ(日本の医療はどうも信頼度が低い)、予防事業(禁煙や生活習慣病予防など)に力を入れるべきだろう。
 
 

日本軍「慰安婦」

 8月10日は日本軍「慰安婦」問題解決のための世界連帯の日だった。
 1992年1月8日から14年間、ソウルの日本大使館前で日本軍「慰安婦」被害者達は毎週水曜日にデモを行っている。日本人としていたたまれない気持ちだ。
 国会前には、15歳のとき強制連行によって「慰安婦」にされたイ・ヨンスさんが来日して、体験を語った。小泉首相には拒否されたが、細田官房長官の対応には好感がもてたとおっしゃっていた。日本の政治家たるもの、誰もが日本軍「慰安婦」の存在を心に刻むべきである。
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声明 日本軍’慰安婦’被害者に正義を !
Justice to the victims of Military Sexual Slavery by Japan !
_解放(戦後)60周年、日本軍「慰安婦」に正義を!
_日本政府は国連勧告に従い日本軍「慰安婦」被害者に法的賠償を実施せよ!
_戦争犯罪の精算なき日本の国連安全保障理事国常任理事国入りに反対する!
 ドイツと日本によって引き起こされた第2次世界大戦で、残酷な人権蹂躙と人間の尊厳の抹殺を経験した世界は、戦争終結後、二度とこの地に戦争が起きないことを願った。その後60年、ドイツはナチスドイツの戦犯らを探し出して処罰し、被害者に物質的、精神的賠償を実施するなど、戦争犯罪に対する法的責任を果たし、類似犯罪の 再発を防止するために努力してきた。しかし、日本軍の戦争犯罪は戦後60年になる今日まで、真相究明も、犯罪者処罰もなされないまま、歴史の中に隠蔽されてきた。被害者らは謝罪も、法的賠償も受け取ることなく、傷を抱え苦痛に満ちた60年を生きてきたのである。
今日は、解放60周年を迎え「日本軍‘慰安婦’問題解決のための世界連帯の日」として行動する日である。それは、1992年1月8日から14年間、大韓民国のソウルにある日本大使館前でねばり強くデモを行い、日本軍「慰安婦」問題の解決を促してきた韓国 の日本軍「慰安婦」被害者と挺対協の運動を支持し、連帯する世界連帯行動である。
 私たちは今一度、世界市民の力で、戦争中に苦痛をなめた日本軍「慰安婦」被害者 たちの解放を宣言する。日本軍国主義によって人権と名誉を蹂躙され、生きる権利を根こそぎ奪われた性奴隷被害女性たちに正義を回復しようとするものである。60年も の苦しみの歳月、傷まみれの歴史を克服し、希望に向かって、真に解放された世界に 向かって進もうとするものである。
1. 日本政府に要求する。
日本は、無数のアジアの人々を拉致、虐殺し、強制労働で人権を蹂躙し、女性を性 奴隷として利用し、人生を根本から踏みにじった過去の犯罪に対し反省しているのだろうか? 反省も、法的責任も負わずに、日本軍性奴隷被害者に謝罪と賠償をせよと の国連勧告を遵守することもなく、国連安保理常任理事国になって世界の平和を論じ ることができると考えているのだろうか? 私たちは、世界市民の力で反対する。戦犯国である日本政府には、国連安保理常任理事国になる資格が無い。日本政府はまず、過去に犯した日本軍性奴隷犯罪とあらゆる戦争犯罪に対する真相究明と謝罪、法的賠償を実施せよ! そして再びこのような犯罪を犯さないように正しい歴史教育、 追悼施設の建設等を推進せよ!
2. 国連とILOに促す。
1990年代初、日本軍「慰安婦」問題が国際社会に知らされ、国連人権委員会とILO基 準適用委員会でも、日本軍「慰安婦」問題は重要な問題として扱われてきた。さらに、女性の人権問題として、強制労働の問題として、日本政府に法的賠償を勧告してきた。しかし、それらの勧告は拒否された。これまで国連とILOは、日本政府が勧告を受け入れるように、どのような積極的役割を果たしてきたのか? 日本の財政的貢献度ゆえに、日本の顔色を伺いながら傍観してきただけではなかったか? 私たちは要求する。日本政府が国連勧告を受け入れるよう促せ! お金ではなく真実が、無責任ではなく正義が確立した、そのような国際秩序をつくる上でリーダーシップをとれ!
3. 世界市民社会の連帯を希望する。
世界では依然として戦争が起きており、その戦争の渦中で女性たちが再び性暴力の 犠牲者となっている。歴史歪曲と侵略戦争の賛美など、過去への回帰を夢見て軍事大国化する日本軍国主義もまた、依然としてアジアと世界平和の脅威となっている。私 たちは希望する。この地で日本軍「慰安婦」問題が完全に解決されるその日まで!  戦争と暴力が終わり、平和が実現されるその日まで! 世界市民が正義の監視者として、人権の守護者として、日本軍「慰安婦」被害者たちの長く厳しいたたかいに連帯してくれることを願う。私たちもまた、日本軍「慰安婦」被害者たちに正義が回復されるその日まで、戦争と女性への暴力が根絶されるその日まで、最後まで連帯するであろう。
2005年 8月 10日
解放(戦後)60周年、日本軍「慰安婦」問題解決のための世界連帯の日 参加者一同