100歳のお祝い

 100歳以上の高齢者の所在確認が全国で進められている。荒川区は外国籍の男性2名の不在を把握している。家族関係の難しさ、行政のあいまいさを思う。
 区では、100歳のお祝いとして、毎年、9月に区内商店街の商品券5万円を贈っている。 その年の1月から12月の間に100歳になった方々が対象である。今年は去年から倍増して30人くらいの見込みらしい。
 現行の方法では、誕生日が1月の100歳は、9月までお祝いを待ってもらうことになる。これって不公平???
 誕生月にお祝いすることはできないのか、聞いてみたが、そもそも、国の敬老週間事業であるとか、商品券には6カ月という有効期限があり、発注事務をどうするかとか、いろいろ検討しなければならないようだ。
 100歳という長寿が、区からも地域からも、祝福されればいいなと思う。うちの近所の100歳のおばあちゃんが、自宅脇で車いすを押して歩行訓練をしている姿を見かけると、それだけでうれしくなるのだ。
 

自宅で大往生・・「ええ人生やった」と言うために

中村伸一著 中公新書ラクレ
 福井県で地域医療を実践する医師が書いた本。絶対オススメ。奈良で一人で暮らす86歳の母への土産に持って帰ろうと思う。料理と掃除のために帰省するたび、「この先どうなるか、どうやって死ぬか」と議論になるのである。都会での取り組みも考えたい。
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ベランダで摘んだ花を見ながらの炊事は楽しい。ベゴニアもサフィニアも2年目。パイナップルミントは5年目ぐらい。ナデシコは春に種をまいた。幸せ!

区議会ノート第34号

暴力をなくそう
ノルウェーを変えた髭のノラ
せの喜代の一般質問 
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あたらしい公共とは何か
温かい地域コーディネーター養成講座を
よりよい介護施設のために
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冒険遊び場推進計画を
生物多様性を広めよう
男性も家事育児を
拠点開発調査特別委員会から
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グリーンパール那須利用してますか
自殺対策が始まります
せの喜代の収支報告
これからの日本・・みんなで考える少子化 
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ひきこもり70万人

 内閣府の推定値は70万人と発表された。
 不登校問題に取り組む知人が書籍を送ってくれている。ひきこもり関連を紹介する。
引きこもるという情熱 芹沢俊介著 雲母書房
引きこもり狩り アイ・メンタルスクール寮生死亡事件/長田塾裁判 芹沢俊介著 雲母書房
引きこもりを恐れず 高岡健著 ウェイツ
引きこもりは人生にとって必要なこと、自然回復力を信じよう。
みんな違ってみんないい、ちがうことこそ素晴らしいと皆が感じる社会が待ち遠しい。

下流喰い・・・消費者金融の実態

須田慎一郎著 ちくま新書
 女性債務者は「借金総額+50万円」で売られるという実態が報告されている。多重債務者対策として先月貸金業法が改正されたが、有効に機能することを期待したい。ヤミ金融の実態把握が望まれる。