商店街で認知症ケア

 3月31日、大阪の淀川区・三津屋商店街の認知症デイサービス生活屋(いきいきや)を訪問した。荒川区でも取り組み始めた、認知症サポーター100万人キャラバンで2006年度町づくりキャンペーン賞を受賞したところである。
 いきいきやは、120軒が加盟しているという長い長い商店街の、駅から3分ほどの便利なところにあった。しかも向かいの店は、こどもがわんさか寄っているカード販売店(こども好きのお兄さんがもうけ度外視でやっているらしい)。地域に開かれたみつや交流亭という活動拠点もあるというおもしろい商店街だった。
 広さ32㎡という築70年の三軒長屋の一軒を改造し、広い流し台と、トイレ2つ、家庭用のお風呂で定員10人のケアを行っている。焼き鳥屋のチラシの発送作業の仕事もあるという。(実物を見せてもらうのを忘れたのが残念)
 商店街を歩くと、窓から、部屋の中の楽しそうな様子がうかがえた。食事の買い物も、商店街でできるのがいいなと思う。この狭さでできるのなら、空き店舗を活用して荒川区でも是非!!と思う。

福井県議会に女性議員を

 3月29日、福井県国際交流会館での「女性が地域を変える・くらしを変える~女性の政治参加を考える~」集会に参加した。都道府県議会で唯一、女性議員のいない福井で「女性議員をふやそう会」が主催し、福井県女性議員の会・全国フェミニスト議員連盟が共催。
 福井市出身のジャーナリスト、藤原房子さんの講演は、「ガラスの天井」という言葉について、アメリカに取材に行って日本に紹介した若き日の仕事や、アメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントンが「できる女は嫌われる」と揶揄されている現状を例に挙げ、それでも女性が一歩踏み出そうと激励されていた。
 女性議員をふやそう会は継続して活動を続けることとなった。大いに活躍を期待したい。
全国フェミニスト議員連盟http://www.afer.jp/feminist/index.html#04

つくば市視察

 3月21日、観光・文化推進調査特別委員会として、まもなく友好都市となるつくば市を訪問した。友好都市協定締結の前に議会として是非、訪問をという計らいとのこと。以下の施設を見学し、副市長と面談した。つくば市にとっては初めての友好都市締結だそうで、荒川区を選んでいて、感謝!!
サイエンス・スクエアつくば   
      2500人の研究者を擁する産官学提携の独立行政法人産業技術総合研究所が先進技術を展示。テレビでもおなじみのロボットが動く。パソコン操作だが、いつも動くと限らないこと、動いた後は扇風機で熱をさまさなければならないこともわかった。
筑波宇宙センター
      ちょうど土井さんが宇宙に行っていた時だったので、興味深く拝見した。
豊里ゆかりの森昆虫館
      ログハウスのような昆虫館には、世界の昆虫が集められていたが。昆虫博士の「この森で昆虫採集ができるという趣旨でつくりました」という説明がうれしかった。二人の息子とかぶと虫をさがしたけれど、素人には無理だった頃を思い出した。

小規模多機能居宅介護支援所の閉鎖

 一昨年改正された介護保険法の中で、地域密着型ケアの目玉事業とも言われた小規模多機能居宅介護支援所の荒川区内第一号が閉鎖された。1年半たっても赤字が続き、これ以上スタッフを抱えているのは限界とのこと。区内4番目をめざして新規に開所を計画していたところも断念したという。
 現在は、東日暮里のかどころの家と開所したばかりの西尾久の愛の家の2箇所となった。
 昼間の通所も、訪問介護も、宿泊も、同じ介護スタッフで行うことができ、30分刻みなどとはならない定額制であるところが魅力なのだが、ケアマネージャー付きということで、他の事業所のケアマネージャーにとっては仕事を失うことになってしまい、なかなか利用が広がらない。
 とりわけ、認知症の高齢者にとっては、同じ介護スタッフで安定した関係が築けるのに、赤字で閉鎖とは残念である。
 住民に「在宅でもずっと過ごせるよ」と小規模多機能居宅介護支援所を利用することを宣伝し、利用者の家族同士が、お互いに知り合い、譲り合う、大家族のような関係を築けるかどうかが鍵だという。
 荒川区民も「聞いたことがない」人が多いのではないだろうか。特養ホームは誰もが知っている言葉となった。しかし、大規模の特養ホームに頼りきる時代ではない。小規模で、「その人らしく、最後まで生きていける」地域をつくることが求められている。

財団法人自治体国際化協会 3.17総務企画委員会

 定例議会の最終日直前、区職員を財団法人に派遣するための条例改正が提案された。この4月から派遣するために必要だから是非!!ということらしい。
 追加される派遣先は、財団法人自治体国際化協会http://www.clair.or.jp/
(いままでの派遣先は、ACC、勤労福祉サービスセンター、独立行政法人中小企業基盤整備機構)
 
 NN36といわれる、成田~日暮里間を約36分で連絡する成田新高速鉄道の2年後の開業に向けて、荒川区が眼光客の受け入れなど、世界の玄関口としての役割を担う施策展開のために、職員研修に役立てたいという。
 こういう団体があるとは初めて知った。都道府県の分担金等で運営されているとのこと。総務省の天下り先のようなイメージだが、どんな活動をしているか、折に触れ、議会および区民に情報公開してくれるよう要望して、条例案改正に賛成した。