いてくれてありがとう

 1月30日、練馬文化センターで開催された「第12回早期認知症学会 区民公開講座」(共催 練馬区 他)に参加した。練馬区では、認知症対策係がある。荒川区にはない。認知症予防施策を高齢者福祉課の2つの係で別々に行っているのが現状。
 牧師さんの「いてくれてありがとう」といえますか?という講演に考えさせられた。「いてくれてありがとう」と言うだけで、認知症高齢者の態度が変わるというのだ。「出来る」ことが存在の意義だと考えるのではなくて、「いる」ことだけで人間の存在意義がある。微笑みを分かち合うことが大切だと。
 お年寄りに感謝する心が薄くなっていることが、認知症をより困難にしているように思う。

小さな歌声サロン

 ご近所の99歳、清水勇さんが、我が家の小さな歌声サロンに来てくださった。87歳の私の母よりずっと歌声が大きい。学校で、独唱を指名されるほどだったとのこと。関東大震災の時、家はぺしゃんこになったが、たまたま映画館にいて、助かったそうだ。
 今年、11月11日に100歳になる方のお話を聞けて、参加者一同、「ご利益がある」と大喜びだった。
Image407.jpg

最高裁、豊中市の上告を棄却

 やったー!
 原告の三井マリ子さんから
 豊中市は、男女平等を進めるセンターの館長の私に、職場情報を知
らせず、その一方で、「本人は辞めることを承諾している」とデマ
を流して、私の首を切りました。こんな仕打ちを、高裁は、「人格
権の侵害」として断罪し、それを最高裁が認めたのです。陰湿で無
礼な首切りは、犯罪的行為と決まったのです。訴訟に費やした7年
間がこれで報われました。今晩から、ぐっすり眠れます。弁護団と
支援者の皆さんと一人一人抱き合いたい思いです。ありがとうござ
いました!
2011年1月24日
三井マリ子
(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長、原告)

障がい者の就労・・福祉・区民委員会1月12日

① あら坊入り原動機付自転車標識の導入について  
 あら坊人気で荒川区が盛り上がることに期待!
② 町屋三丁目障がい者就労支援施設の開設について
 反対の声もあがった障がい者就労施設だが、地域の理解も得られて、1月29日に開所する。1階に、中途視覚障害者のまごごろ作業所。パソコンやビジネスマナーの研修にも取り組む。今後、身体障がい者の作業所として充実を図る。2・3階は、あさがお作業所38名定員。
 地域に開かれた施設として、販売コーナーを要望した。今後検討したいとのこと。最近の障がい者施設には当然、喫茶や販売所があると思い込んでいたので、ないのが意外だった。事前に検討を要望しなかったはうかつだった。昨日、たまたま、あさがお作業所関係者にあったので、要望しなかったの?と聞いてみた。「だって、1階はたんぽぽ作業所だから」とのこと。各団体がひろく手を結び、いろいろな場所で共同で販売に取り組めばいいのに。区や関係者の意識改革が必要だと思う。
③ 障がい者就労訓練の内容拡充について
 障害者事業団の清掃就労訓練に加え、接客・食器洗い・調理補助訓練を、大門小前の喫茶フェルメールに委託する。
 訓練しても、一般就労に結び付かないのが現状。区の心のバリアフリーへの取り組みがさらに必要だ。職場の理解があれば、就労継続が可能となる。障がい者が一般就労しても、職場から排除されてしまうなどよくあることだ。じょぶあらかわの職場開拓ももっと必要だろう。ぜひ、がんばってほしい。
 区役所前の荒川公園でも障がい者就労が実績をつんでいるという。街のあちこちで、障がい者の働く場が確保されることを願う。
 また、障害者手帳があるかないかにこだわらず、必要な支援が行われることを求めたい。
 
④ 特定保健指導の実施結果について
 相変わらず、区民の生活習慣病の罹患率は全国平均に比べ、高い。が、受診率は高いし、指導の効果もあるようなので、がんばってほしい。
 ひとりあたりの医療費が23区で一番高く、平均寿命は一番短いと議会で問題にしたのが、2002年。区の健康づくりの取り組みが始まって、少し、効果が出てきたのか、「一番」から「2番」に脱却した。区民への啓発がもっと必要。仲間づくりがもっと必要だと思う。
⑤ 特別区国民健康保険料に係る賦課方式の移行について 全国の97%の自治体がとりいれている「旧ただし書き方式」の計算方法に23区も移行することになった。が、低所得者に厳しいとのこと。なんとかならないのか!

認知症が治った!

 母を東京に連れて来て2カ月。
 昨日、私が、「今日は忙しいからいつもより早く散歩に行って、はがきを投函しよう」と言ったら、「公園をまっすぐ行ったところのポストなら、一人で行ける」 と言い出した。たしかに家から三河島駅のポストまでは線路沿いの公園の中を歩けばいい。
 「まあそう言わずに、おしゃべりしながら歩こうよ」 と散歩に連れ出したら、母は、線路わきの斜面に咲く、スイセンを発見した。
 マンションに帰って、すぐ、私は外出した。食器の片づけも洗濯物干しも母に任せた。
 昼前に一度帰ったら、なんと、居間の天井に漏水らしきシミができている。修理センターに電話し、階上の住人と連絡を取り、後のことは任せて家をでた。
 夕方、帰宅して疲れてしまってすぐ横になり、気付くと6時過ぎ、遅刻だ!と大慌てで家を出た。
 夜9時前に、帰宅すると昼ごはんも夜ごはんも、母は一人で食べ、薬も飲んでいた。翌日の薬の用意(これは少し間違っていた)もしてあった。台所はきちんと片づけられ、洗濯物はたたまれていた。
 昼間電話した時には「天井の修理は金曜日だって」とも伝えてくれた。
 これでは、認知症とはいえないような感じである。将来のことはわからないが、こういうことを認知症は治るというのだろう。
 この間、母が夢中になって読んでいるのは「歳時記」。写真付きの文庫本の俳句の季語をノートに書き取り、時間を忘れると言っている。
 毎日のお出かけとはがき書きを続けよう。「認知症は治る」と教えてくれた金子満雄先生に感謝!!「認知症開花支援」を教えてくれた和田行男さんに感謝!!
 
 そして、私を区議会議員にしてくれた、荒川区民の皆さんに感謝!!! 
 私は区議会議員になってから、認知症を知り、支援に取り組んだ。その学びがあったからこそ、母が立ち直れたのだと思う。皆さんに感謝いたします。