肉を食べるということ

「食べ物は商品じゃない」 竹内直一著 七つ森書館 によると
牛肉 1kgを生産するために必要な穀物は 20kg
豚肉 1kgを生産するために必要な穀物は  6.5㎏
鶏肉 1kgを生産するために必要な穀物は  4.4㎏
卵   1kgを生産するために必要な穀物は  2㎏
お肉はこんなにもぜいたく品なのである。感謝して食べよう。世界の食料不足について考えるのも「食育」の一環であろう。

食料自給率

有事に備えるなら、まず第一に食料自給率を何とかするべきではないのかしら・・・。
日本  40%
イギリス 74%
ドイツ   96%
アメリカ 125%
フランス 132%   (カロリーベース)

国民保護条例

 区議会最終日、有事関連法の一つ、国民保護法に基づく条例(協議会条例および対策本部条例)には反対の意見表明を行った。
 荒川区では可決されたが、高知県大月町では、反対7、賛成4で否決されたそうである。
討論原稿から

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職員全員が不正防止監

 6日の予算委員会のしめくくり総括質疑で次の2点を質して、予算に賛成した。
①4月からの組織改正で不正防止監が廃止され、区政は新しいスタートを切ることになる。収賄事件再発防止策に取り組んできた区職員としての感想と今後の課題について
  (不正防止監の答え)不正防止監というポストはなくなるが、事件を風化させることなく、職員一人一人が不正防止監という意識で、今後とも職務に励んでいく。
・・・・・さすが、区民に親しまれている荒川区民の歌「あらかわ、そして未来へ」の作詞者である。うまいことをおっしゃる。ぜひ、頑張っていただきたい。
 実は7日の日、「荒川の名誉を回復する区民の会」の解散、打ち上げの会を行った。助役・区長が逮捕され、本当に情けないと、収賄事件防止のさまざまな方策を検討するために立ち上げた区民有志の会であった。区長選挙にあたり、候補者に具体的な収賄防止策についての公開質問状を出し、シンポジウムも開催した。西川区長をふくむ候補者の公約にも大きな影響を与えたと私は思っている。区民の皆さんからのカンパで支えられて活動してきたが、カンパを使い果たし、事務局メンバーが多忙となったので、解散という結果になった。
 昨年11月29日の 「区長就任1年、改革の成果を問う」シンポジウムでは、区の公益通報制度が通報者に証拠を求めるもので、効果が疑われること、区民や議員からの要望等の文書化の必要性などを議論した。再発防止策として、不十分な現状にある荒川区だが、区職員の努力に期待したい。
②入札における障がい者雇用促進の視点について、区の検討内容と、区の仕事の受託業者の実態調査について
  (経理部長の答え)福祉部と合議の上検討をすすめる
討論原稿から

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不正防止に関する調査について

 予算委員会で不正防止に関する調査について(管理職対象・H17・4・4)質問した。http://www.city.arakawa.tokyo.jp/temp/pdf/a001/b008/d00900007/3.pdf参照
 汚職事件の原因、背景にとして次のような意見が多かった。
1、組織風土に問題があった   38件
2、人事制度等に問題があった    5件
3、相談体制がなかった   2件
4、意思決定、トップダウンに問題があった  20件
5、契約方法等に問題があった  10件
6、トップの倫理観の欠如等   26件
7、上司の命令に逆らえないなど、職員の意識に問題があった 30件
1、については「トップの意向を全て是として無批判受け入れてしまう組織風土」、4、については「適正な手続きよりもトップの意向を重視する姿勢」があげられているので太字にした項目は同じ「上意下達」の組織風土をさしている。
 その組織風土が改善されてきたかどうかを質問し、トップダウンが過ぎないよう気をつけてくださいと言ったら、区長から「トップダウンというなら具体例をあげよ」と問われたのには驚いた。そこで、勤務時間外に行なわれたサンパール大ホールでの区長就任1周年の集会と年末に明らかにされた組織改正を例示した。区職員から問題視する声があがっているから、例示したのだが、「そんなことはない」ということだった。
 せめて「(そんなつもりはないが、)留意する」という言葉が欲しかったのに、残念である。
 総務関連メモ

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